おせっかいな人に反論するときは主語を「全員」に


ただ、おせっかいな人というのは他人への施しに喜びを感じていることがほとんどです。そのため、1度や2度断られたぐらいではめげずにまたおせっかいをしてきます。相手に自分の思い通りにはいかないという経験を積み重ねてもらうことでしか、改善ができないと考えた方がいいでしょう。

新型コロナウイルス感染拡大以降、在宅ワークが増えたことで以前にも増して職場の人がプライベートに踏み込んできて迷惑している、といった話も増えているようです。オンライン会議を開催すれば、否応なく自宅の様子がある程度明らかになってしまうもの。ある女性は、上司とのオンライン会議で洗濯物が見えているからしまった方がいい、とのアドバイスを受けたそうです。当然、女性はカチンとくるでしょう。上司からすれば悪意はなかったでしょうが、わざわざそんなことに触れる必要はありません。

他人のおせっかいがストレスな人に...角を立てない“上手な断り方のコツ”とは?_img0

 

このような場合、「そんなことを言っていると女性社員全員を敵に回しますよ」というように、主語を「全員」にして反論しましょう。主語が「全員」だと角が立たなくなりますし、攻撃的という印象も薄れるのではないでしょうか。