スタイリストやエディターなど、おしゃれが好きな人に「今シーズンのワードローブをもし5〜6着に絞って! と言われたらどんな服を残しますか?」というお題を出し、自身のクローゼットから厳選したアイテムとそのコーディネートを紹介してもらうミニマムワードローブ企画。今回は著書『おしゃれになりたかったら、トレンドは買わない。』も大人気のスタイリスト川上さやかさんに披露していただきます。
 

 


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スタイリスト川上さやかさんが選んだ5着のミニマムワードローブ

 

定期的に断捨離をして、クローゼットを整理しているので、必要な5枚を選び抜くのには特に苦労しませんでした。今回選んだのは、私のクローゼットの中でも日ごろからこの時期に出番の多いアイテムたちです。

少ないアイテムでもうまく着回すワードローブ選びのコツは、それぞれの素材を変えること。今回の5枚で言うと、白シャツはパリッとしたコットン、黒ニットは透け感があってソフト、黒ワンピースは表情のあるパイル地、グリーンのパンツは光沢感のあるサテン、黒パンツはマットだけれど落ち感のある素材です。

素材に変化がないと、コーディネートしたときに全体の雰囲気がのっぺりとしてしまいます。

アイテム自体はベーシックでいいのですが、素材感には主張のあるものが便利です。


今回のアイテム5枚を使った着回しコーディネートを紹介している記事、「5着で4つの着回し。断捨離スタイリストが考えるモノトーンベースのコーディネート」もあわせてぜひご覧ください。


アイテム①
ドゥーズィエム クラスの白シャツ

シャツ/ドゥーズィエム クラス

一枚でさらっと着ても、前ボタンを開けて羽織りとして着てもOKなので、印象変化させやすいのがセレクトの理由。大きめのサイズ感やサイドスリット入りも着回しには大事なポイントです。
 

アイテム②
ドゥーズィエム クラスのシアーニット

ニット/ドゥーズィエム クラス

透け感があり、通気性がいいので、まだ暑さが残る時期から着られ、夏のマンネリ化した着こなしに変化を加えられます。ニットでも生地が薄いので、年間を通して長い時期着られる一枚です。

 
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