ウェブマガジンmi-mollet(ミモレ)の編集長で長年ファッション担当を務めてきた川良咲子がクローゼットから厳選した5着を使い、5通りの着回しコーディネートを紹介! この「ミニマムワードローブ」特集は、スタイリストやエディターなど、おしゃれが好きな人に「今シーズンのワードローブをもし5〜6着に絞って! と言われたらどんな服を残しますか?」というお題を出し、自身のクローゼットから厳選したアイテムとそのコーディネートを紹介してもらう企画です。
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6着の服で4つの着回し。スタイリストのミニマム夏コーディネート>>
①ベージュジャケット+黒Tシャツ+黒パンツ
何も考えずに決まる自分の定型コーデ
黒の上下に淡いベージュのジャケットを羽織る“逆縁取り配色”(スタイリスト川上さやかさん命名の着やせ配色のこと)にまとめて。
小物も黒で揃えることで全身を2色に抑えた、私的に最上級に近いきちんと感の夏の仕事コーディネートです。
ちなみに、冬になると白に近いグレーやグレージュなどのニットとアイボリーのパンツ×黒やネイビーのジャケットを羽織る“縁取り配色”に変わります。
自分の定型スタイルを決めておくととてもラクチンです。
ミモレ編集長・川良咲子が選んだ5着のミニマムワードローブ
この5着を選んだこだわりの理由については、こちらの記事「40代ウェブマガジン編集長が1シーズン5着に断捨離したら...仕事にも休日にも!と選んだアイテムは?」をぜひチェック!
②ベージュジャケット+黒Tシャツ+グリーンスカート
オンライン会議に便利なきちんと×カジュアルコーデ
年間を通して、ボトムはマキシスカートを選ぶことが多いタイプ。
理由は、裾がヒラヒラと揺らめいて華やかに見えるから。
そんなマキシスカートにジャケットを合わせる着こなしも、出番が多い組み合わせです。
最近増えたオンラインの会議やイベントなど、上半身しか見られない仕事の日は、きちんと見えるジャケットを着つつも、スカートや靴はカジュアルなものを選び、心地よさも叶えて。
③白カットソー+黒パンツ
ひとワザトップスで地味にならないモノトーンスタイル
クルーネックの半袖Tシャツ×ベーシックなテーパードパンツなど、定番同士のアイテムを着るのが年々難しいなと感じるように……。
この白トップスを投入したら、遊びのあるデザインのおかげで、シンプルなモノトーンコーディネートも新鮮に着られました。
小物は型押しのバッグと、サムループのサンダルを合わせて。
年齢を重ねると体に丸みが出てしまうので、服がシンプルなときは特に、モードな小物を差すことを意識しています。
というのも実は最近、ふと撮られた写真の自分の“疲れたおばさん感”にびっくりしてしまって……(笑)。何かモードで尖ったものを加えないとと思い、髪にもインナーカラーを入れたくらい。
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