冬でも温暖な沖縄はサイクリング旅には最適なリゾート! ということで沖縄ライド体験プレスツアーの続編です。

沖縄の土地をよく知るガイドによるポタリング(自転車散歩)で那覇市内の観光をし、自転車の基本的な乗り方を身に付けた後は、那覇を飛び出し、地図を片手にロングライドにトライしてみることに…!

昨日教えていただいたアドバイス通り、出発30分前にスーパーヴァームを飲み準備万端。スズメバチアミノ酸が体脂肪を燃やしてくれるそう。せっかく運動するならダイエット効果がないとね! 同じくサイクリングプランの宿泊者に配られたSAVASのゼリーバーもポケットに装備。これでいつでもエネルギー補給ができます♪

チャレンジしたのは車が少なく快適な海岸線をぐるっと1周する国道331号線のコース。名所や絶景も楽しめて地元サイクリストに人気だそう。まずは与那原を目指しひたすら東へ。

市街地を抜けると海が広がり、広々とした道が広がります。程よくアップダウンがあるのでリズムに乗れていい感じ。快調に飛ばします。途中、アスリート系サイクリストにも次々にすれ違いました。トレーニング用のコースなんですね。

ホテル前の奥武山運動公園からスタート。ひたすら東へと漕ぎ、まずは与那原先の海を目指します。
広々とした道が広がる国道331号線。那覇本島の南端をぐるりと1周できる地元サイクリストにも人気のルート。

しばらく海岸線を行くと今度は第一目的地、斎場御嶽(せーふぁううたき)に到着。世界遺産ではありますが市外から離れているためなかなか訪れる機会がありませんでした。聖地の清々しい空気に感動! 
そしてこのコースの最大の難所、ニライカナイ橋へ。ここは絶景ポイントですが、ものすごい坂道でもあります。ところどころで止まって写真を撮りながら「頂上」を目指します。気軽にちょいちょい停まり眺めを楽しめるのも自転車旅のよさ。車ではできない技です。途中、海が見渡せる「浜辺の茶屋」や奥武島の天ぷらやさん(すごいボリュームで1個60円!)などで休憩しつつ、沖縄本島最南地点へ。下り坂が多くぐんぐんスピードが出るのが心地いい。

  • ニライカナイ橋は沖縄本島の絶景ビューポイント。何度もへこたれそうになりましたが、橋の上にたどり着く達成感は格別!
  • 同じく絶景ビューポイントして知られる「浜辺の茶屋」で一休み。こんな可愛らしいカフェにたどり着けるのも自転車旅の醍醐味。
  • 奥武島名物の揚げたて天ぷらも堪能。「さかな」ことマグロ、「もずく」「海ぶどう」はすべて60円でものすごいボリューム!

ひめゆりの塔でお参りし、北上してたどり着いたのは瀬長島。最近できた観光スポット、ウミカジテラスでジェラードを食べた後は「琉球温泉 龍神の湯」へ! 平日1330円、土日1540円でゆったりできる立ち寄り湯なのです。ここから見える夕陽は最高ですよ。そして瀬長島は絶好の飛行機撮影ポイントとしても有名。滑走路の延長に橋があるので、頭上を飛行機が通るんです。もうものすごい迫力!

空港を抜けたらゴール地点のメルキュールホテル沖縄那覇はもうすぐ。丸一日かけて巡った331号線ライド、脚がじわっと疲れましたが、様々な景色が眺められて大満足です。

一日、身体を動かした後はホテルでゆっくりディナーを楽しむのもおすすめ。うちな~美らディナーはご自身もサイクリストという野菜ソムリエの津波真澄さんが考案した旬の島野菜を使ったコース。疲れた体を癒してくれました。
チェックアウト後、ほかのメンバーを見るとあれ? 小さなリュックだけという身軽な姿。シクロエキスプレスの宅配サービスで自転車とともに荷物も送ってしまったそうなのです。なるほど、これは賢い!

リーズナブルなLLCで気軽に沖縄に飛び、サイクリングしながら観光し、ヘルシーに過ごす。そんな気軽に、身軽に行けちゃう自転車旅がこれから広まりそうな予感です! 

  • 海を眺められるカフェやおしゃれなショップが並ぶウミカジテラス。地中海の島のような真っ白な壁がまぶしい。
  • 滑走路に近い瀬長島の橋では真上を通る飛行機が眺められる。飛行機の「お腹」が下から見れる、マニアにも人気のポイント。
  • メルキュールホテル沖縄那覇のディナー。島蛸と海老のセビーチェ、島南瓜とサーモン、アボカドのブルスケッタなどのオードブル。


メルキュールホテル沖縄那覇

ジェットスター

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PROFILE

間庭典子/フリーライター。取材をきっかけに走りはじめ、ランニングやゴルフなどウェルネス関係の分野でも活躍。