「視力とか、いろんなことがどんどん落ちていくよねえ」(小川)
「下半身の筋力強化だけはやっておかないとダメですよ!」(YOU)


YOU:私、メガネかけないと本読めないんですよね。

小川:視力問題はある。以前劇団「猫のホテル」の皆様のリーディングに客演で呼んで頂いた時、自分だけマネージャーにお願いして台本の文字を大きくしてもらったんだけど、とんでもない厚さになっちゃって、私だけずっとめくってたの(笑)。それで、前回はメガネをかけたんだけど、読んでいるうちにズレてきて気になるから、遠近両用のコンタクトを作りました(笑)。

 

YOU:私は、メガネにします。コンタクトにしていろいろ見えちゃうのも大変かなって。1週間くらい洗面所を磨いてなくて、メガネかけるとすごい汚くてびっくりしちゃうんだけど、そこで生活できてたんだから、もういいかって(笑)。

小川:視力とか、いろんなことがどんどん落ちていくよねえ(笑)。

YOU:筋力もそう。菜摘さん、下半身の筋力強化だけはやっておかないとダメですよ!

小川:なかやまきんに君のYouTube見て、鍛えてる!

YOU:菜摘さんと私、同じルームランナー使ってるじゃないですか。この前、韓流ドラマ観ながらやってたら、転げ落ちそうになっちゃって。推しが出てくると、「あ~~~~‼」って叫びながら画面に近づいちゃうから(笑)。

小川:危ないって! でも、何か観ながらじゃないとやってられないよね。

YOU:最近、見まくってるのがナム・ジュヒョクのドラマ。めちゃくちゃ演技が上手い!

小川:わかる~! 韓流ドラマを観ては、日本だったらどんな配役がいいかって盛り上がってるよね。

 


「バラエティも舞台も線引きはない。ご一緒する方が好きならやりたい」(YOU)
「舞台が好きでこの仕事を始めた。今、大好きな舞台ができてめっちゃ楽しい」(小川)

 

――バラエティやドラマなど映像活動もお忙しい中、生の舞台に立つのはなぜでしょう。

YOU:私は、もともとバラエティもドラマも舞台も、線引きがないんです。ご一緒する方が好きならやりたいし、「あんまり興味持てないかな」と思ったらお断りします。あと、ヤンキー気質なんで、〝パイセン絶対〟なんです。パイセンからお誘いを受けたら、できるだけお気持ちにお応えしたくて。

 


小川:私は、もともと舞台がやりたくてこの仕事を始めたんです。結婚後は、舞台をお受けすると家のことが回らなくなるとわかっていたのでお休みして、50歳で復帰しました。今、好きな舞台ができて、めっちゃ楽しいです。子育てに専念していたので、主人は私がこんなにも舞台をやりたい人だと思ってなかったみたい。楽しそうにしている私を見て、「ほんまにやりたかったんやな」とびっくりしています。

――好きな舞台をお休みしていた時は、どんな心境でしたか?

小川:観ると絶対にやりたくなるので、歌舞伎以外の舞台は一切観に行きませんでした。でも、やらない、観ないと決めたのは自分だったので、悶々とした気持ちにはならなかったですね。今、地方公演で1ヶ月家を空けられるのも、主人が理解してくれているからこそ。本当にありがたいですね。

YOU:浜田さんは、コロナになるまで、必ず菜摘さんの舞台を観に来てくれていましたよね。私は、30代で離婚したので、ずっとやりたいことをやらせてもらってますね。寝る時間を削って、お仕事と遊びをしてきた感じ。