アラフォーでバツイチになってから、結婚とは愛とは何かを模索することをライフワークとしている私。最近みつけた女優のジェーン・フォンダのインタビュー記事で、彼女が愛について本質を突いた言葉を語っていたので、皆さんにもシェアしたいと思います。

写真:ZUMA Press/アフロ

「私がようやく気付いたこと。それは、お互い愛し合うふたり、それが女性同士だろうと男性同士だろうと、男性と女性であっても、歩み寄りながらも互いに自立していること。自立したふたりの人間が一緒になり、自分の芯は保ちながらも同時にお互いを思いやり、お互いに成長しあい、大事にしつつも自分自身を失わないこと。それが(パートナーシップが)うまくいく秘訣だと思う」

 


さすがは、過去に3度の結婚を経験しているバツ3で、79歳までは音楽プロデューサーの恋人と「今までで最高のセックスライフを送っているわ」と豪語していた恋多き女であるジェーン。これは、私自身もアラフィフの今になってようやく気づいた真実。

タレントの壇蜜さんが2019年11月に、38歳で漫画家の清野とおる氏と結婚した際、結婚を決めた理由を「ひとりでいられないから結婚するわけではなく、ひとりでも生きられる自信がついたから、誰かと一緒にいられるようになった」と語って話題になったことがあります。

当時、私も、「結局、そういうことなんだよな」とちょうど気づいたところでした。

自分の精神的・経済的不安を埋めるためにパートナーを求めると、それは依存になりやすい。もちろん、パートナーに依存するのは当然だし普通のことなのですが、そうではなくて。

結婚とは、他者と他者が融合するもの。自己を確立した者同士が、その違いに惹かれたり、お互いにないものを補い合ったりするものなのだと思うのです。それには、自分を持っていないと、真の融合は起こらない。だから、真のパートナーシップを築くには、精神的な自立が必要。そのためには自分らしさを失ってはいけない。私は、そんな風に解釈しています。

以前読んだ、アメリカの有名な心理学者、ジョン・グレイ氏の著書「ベストフレンド、ベストカップル」でも、「男女は最初、お互いの違いに惹かれ合うのに交際すると相手に合わせて自分を変えてしまう。そうすると恋は終わる」というようなことが書かれていました。そのときはまだ今より若かったので「そういうものなのかなあ」とくらいにしか思えなかったのですが、今ならわかる気がします。実際、旦那さんと上手くいっている女性を見ても、何もかも相手に合わせるのではなくて、自分の芯をしっかり持っていることが多い気がしませんか?

そんなわけで、結婚生活やパートナーシップを長く良好に保ちたいなら、どんなときでも自分らしさ、失わずにいたいなと思うのです。
 


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