先週28日夜、突如『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』最新作のワールドプレミアに登場されたキャサリン妃。その時にお召しになっていたソワレに、英国では絶賛の声しきり。そこで改めて実感したのが、キャサリン妃はスパンコールがとってもお好きということ。
思い返せばご結婚後、最初のソワレも……。
ということで、キャサリン妃にとって定番ともいえる、スパンコール使いがゴージャスなソワレを最新のものから、初めてのものまでご紹介します。
実は興味深いことに、全て同ブランド、ジェニー・パッカム。だからこそ分かりやすくもある、キャサリン妃の10年の変遷と成長が伺えました。
通常の公務ファッションよりもなお難しく、さらにその人を表すソワレ、さてキャサリン妃はいかに進化されてきたのか、ご覧ください。
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最新ソワレは、ボンドガールさながら! の眩いゴールド
2021年9月28日、007シリーズ『ノー・タイム・トゥ・ダイ』ワールドプレミアに出席。 ソワレ/ジェニー・パッカム ピアス/O’nitaa 靴/アクアズーラ
これが話題の最新ソワレ! 先週のキャサリン妃です。
到着されるや否や、人々の視線を一手に集めた妃がお召しになっていたのは、全身スパンコールにクリスタルやビーズなどで装飾が施された、ケープ型のボディコンシャスなソワレ。
まさに眩い輝きを放ちながら、レッドカーペッドを堂々と歩かれるキャサリン妃の、なんとも貫禄のある着こなしたるや。この日の主役、映画ジェームズ・ボンド最新作『ノー・タイム・トゥー・ダイ』のキャスト達すらも霞んでしまった、とさえ言わしめたほどの絶賛ぶりでした。
ソワレに合わせて、スモーキーなグラデーションのシャドーやつけまつげと、目ヂカラのあるメークもソワレにピッタリ。ソワレが豪華であればあるほど、それに見合う全身バランスが重要です。そして何より、着る人がドレスに負けないこと。この日のキャサリン妃は、まさに圧倒的な存在感とともに、過去最高にゴージャスなソワレを着こなされていました。
では、ここからは、これまでのキャサリン妃のソワレ遍歴を紹介していきます。
結婚後初のソワレは、若さと初々しさにあふれたローズ色
ロイヤルウェディングの約1か月後、初めてソワレ姿を披露されたキャサリン妃。
繊細なチュールに、全体的にスパンコールのグラデーションで柄を上品に浮き立たせ、スワロフスキー・クリスタルでアクセントをつけたデザインは、とても初々しくかつ上品で、国民からも好評を得ました。
肌馴染みの良いヌーディーなピンクに、控えめながらキラキラ感のあるドレスは、まさにロイヤル入門編のドレスとしてふさわしいですね。
また、ソワレやウェディングドレスに定評があり、英国の女性たちに人気の自国ブランドを選ばれたことも、一般出身という立場や自国愛を象徴し、さすがキャサリン妃でした。
第一子出産直後には、総スパンコールのシャンパン・ゴールド
ジョージ王子を出産されてから1か月半後、キャサリン妃が初めて着用されたソワレがこちらです。
なんと全身総スパンコール!! まだふっくら感が残るはずのボディーに、このドレスをお召しになるとは……。驚きと感動したことを今でも覚えています。
しかしながら、ボートネックにノースリーブと、デザインは至ってシンプル。色もシャンパンゴールドと、やはり肌馴染みのよい煌びやかさですね。
ブランドは、同じくジェニー・パッカムながら、どうやらこれはデュフージョンラインのようで、お値段も4万円にも満たないと見られています。
あえてキラキラソワレでボディーラインすらもうまくカバーしながら、産後の仕事復帰の注目も集められたキャサリン妃。結婚から2年が経ち、母となり余裕も感じられるようになったスパンコールソワレです。
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