「今日できたことは明日もできる」を目標に


〝年のせいだからしょうがないよね〟と開き直ってしまったらそこまでで、どんどん体の機能は落ちていくでしょう。
でも、〝年のせい〟と思ったときに、運動などの生活習慣を見直すことで、加齢性変化を遅らせることができる部分もあります。

不調を“年のせい”と言えるのは、実は喜ぶべきラッキーなこと【産婦人科医・高尾美穂】_img0
 

大きな目標を立てなくても、今日できたことを明日もできるようにしようというような小さな目標でいいと思います。
そんな小さな目標も積み重ねれば、下降線をたどることなく、毎日ほどほどに同じような状態を保つことができます。
本来なら〝年のせい〟でできなくなっていくことが、できるままでいられるなら、それは「老化」でなく「進化」ですよね。
〝年のせい〟を単にネガティブにとらえるのではなく、そこから何をしていくかに目を向けてみてくださいね。

 

 

取材・文/和田美穂
イラスト/Shutterstock


前回記事「更年期に起きる複数の不調は「ひとつ治せたら他もよくなる」【産婦人科医・高尾美穂】」>>

 
  • 1
  • 2