2021年のターニングポイント、年末にもう一度やってくる?

 

感染拡大によって長らく続いた緊張状態も、10月には感染者が減少に向かったことでいったん落ち着きを取り戻し、久しぶりに一息つけたという方も多いかもしれません。水晶先生も「コロナの混乱だけで言えば、2022年は少し落ち着いていくのでは」と予測。何度も緊急事態宣言が出ることとなった2021年は、西洋占星術で振り返ってみてもいくつかのターニングポイントがあったようです。

「西洋占星術で見ると、2021年は土星と天王星が90度の角度を取るタイミングが3回ありました。土星と天王星はどちらもハードな作用をもたらす星で、このふたつが90度を取ると、【克服するために苦労を伴う】出来事が起こりやすくなります。最初にタイトな90度を作ったのは2月18日。【新たな変異株】が出てきて、これは大変なことになってきたぞという空気が漂い始めた頃ですね。次が6月15日。【東京五輪・パラリンピック】の開催準備が進む中、様々な事実が炙り出されたり、感染者数が目に見えて増えていったりと大変な頃でした。

3回目は実はこれからで、12月24日のクリスマスイブに、土星と天王星が再び90度の角度を取ります。必要以上に怖がることはないのだけれど、惑星の配置から見て、年末あたりに何かもうひと山あるのかな? と感じているところです」

 

冬を抜けて春へ! 「総決算」的な動きが見えるとき

 

少し怖い話が出たところで、こんな明るい話も。2021年までのイメージが冬だとしたら、2022年からは春のイメージになるそう。暖かな日差しが届く春が来るまで、あともう少しの辛抱なのかもしれません。星の動きからも、移り変わりに伴う変化が感じられるかも? と水晶先生は教えてくれます。

「2023年には、冥王星が山羊座から水瓶座へと移動します。約15年滞在していた星座から移行する最終段階でもあるので、早ければこの2021年末から2022、23年は山羊座が司る働き方、社会の形の変化の【総決算的なもの】を感じられる出来事があるかも。10月31日の衆議院議員選挙はこうした星の動きに先駆けて行われたので、今回の結果がこの先どう影響するかは気になるところではありますね。

2020年から始まった大きな変化の波は続きますが、2022年には自分のアイデアを活かしたり、新しいものがたくさん生まれる年になります。ですから世の中が変わっていくことを恐れずに、春の到来を心待ちにして、それぞれ新しいことを考える年にしていただけたらいいなと思っています」

いかがでしたか?
次回、「“当たりすぎて怖い”水晶玉子の2022年大予測。来年は「アイデア」が新たな鉱脈に!」は11月10日(水)公開予定です。
どうぞお楽しみに!

 

水晶玉子(すいしょう・たまこ)さん
占術研究家。西洋・東洋の枠を超え、多様な占術を研究、執筆。「ダウンタウンDX」ほか、TVやラジオに多数出演。空海が伝えた宿曜経を元にした「オリエンタル占星術」は“魔のウィーク”など毎日の運勢が怖いほど当たる!と定評。『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』はシリーズ累計50万部突破!! 『SPUR』『MENS’ NON-NO』等の雑誌連載や占い特集、「マンダリン占星術」「新ペルシャン占星術」などの占いサイトも好評。

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取材・文/金澤英恵
構成/山崎 恵
 
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