痩せたら切る
とはいえ、大人の女性は髪が痩せてきやすいのは事実。
毛先が薄くなってきたと感じたら、その細くなった部分を詰めるような感じで切ると、毛先までふくよかな印象になるので、若々しく見えます。
薄くなってきたら前髪を深く作る
髪にコシがなくなったり、薄毛が気になるようになったら、前髪を深い位置からとるといいでしょう。前髪にボリュームが出ると、一気に若々しい印象になります。
ショートにすればボリュームが出る
ショートはトップや後頭部のボリュームが出しやすいです。なぜなら、毛が短い=軽い=重力に逆らいやすいから。ロングヘアだと髪の重さでトップがつぶれやすくなります。ボリュームがほしいなら、短くするのも手。
「もう若くないから」の勘違い
美容師さんがお客さまからよく聞く言葉に、
「もう若くないのに、前髪なんか作ったら若作りに見えませんか?」
「もう若くないから、そろそろショートにしたほうがいい?」
があるそうです。
みなさん、自分で思う以上に「年齢にふさわしい髪型」の幻想にとらわれています。しかも、その「年齢にふさわしい髪型」って、昭和からアップデートされていなかったりするんですよね。
たしかに、アイドルみたいなぱっつん前髪は、大人には似合いにくいかもしれないけれど(でも似合う人も結構います)、前髪があるほうが若々しく見えるケースも多いんです。
また、近年ロングヘアをキープする女性は激増しています。「歳をとったらショートヘア」なんて、シャンプーやトリートメントが発達していなかった時代の話。
年齢にとらわれず、「なりたい自分のイメージ」を実現できる髪型を手に入れてください。
『髪のこと、これで、ぜんぶ。』
佐藤友美(かんき出版)¥1540
「あさイチ」「初耳学」で話題沸騰のヘアアドバイザー、渾身の書き下ろし!
「美容院でどうオーダーすればいいかわからない……」
「オーガニックシャンプーは髪にいいの?」
「上手な美容師さんってどうやって探すの?」
「てっとり早く若見えするヘアは?」
髪に関する情報はあらゆるところに散らばっているものの、
何を見たらいいのか、どれを信じればいいのかわからない人にピッタリ!
似合う髪型、ヘアケアの正解、失敗しない美容院選びなどなど、
髪にまつわる293のアドバイスで、悩みも迷いもすっきり解決!
写真/shutterstock
第1回「「黒髪にしたいわけじゃない」白髪染めで失敗しないオーダー法と染め方」はこちら>>
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