痩せたら切る


とはいえ、大人の女性は髪が痩せてきやすいのは事実。
毛先が薄くなってきたと感じたら、その細くなった部分を詰めるような感じで切ると、毛先までふくよかな印象になるので、若々しく見えます。

 


薄くなってきたら前髪を深く作る


髪にコシがなくなったり、薄毛が気になるようになったら、前髪を深い位置からとるといいでしょう。前髪にボリュームが出ると、一気に若々しい印象になります。

前髪が薄いと、寂しい印象
前髪を後ろからとって作ると、量が増えて若々しい印象に


ショートにすればボリュームが出る


ショートはトップや後頭部のボリュームが出しやすいです。なぜなら、毛が短い=軽い=重力に逆らいやすいから。ロングヘアだと髪の重さでトップがつぶれやすくなります。ボリュームがほしいなら、短くするのも手。

 


「もう若くないから」の勘違い


美容師さんがお客さまからよく聞く言葉に、
「もう若くないのに、前髪なんか作ったら若作りに見えませんか?」
「もう若くないから、そろそろショートにしたほうがいい?」
があるそうです。

みなさん、自分で思う以上に「年齢にふさわしい髪型」の幻想にとらわれています。しかも、その「年齢にふさわしい髪型」って、昭和からアップデートされていなかったりするんですよね。

たしかに、アイドルみたいなぱっつん前髪は、大人には似合いにくいかもしれないけれど(でも似合う人も結構います)、前髪があるほうが若々しく見えるケースも多いんです。

また、近年ロングヘアをキープする女性は激増しています。「歳をとったらショートヘア」なんて、シャンプーやトリートメントが発達していなかった時代の話。

年齢にとらわれず、「なりたい自分のイメージ」を実現できる髪型を手に入れてください。
 

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写真/shutterstock

 


第1回「「黒髪にしたいわけじゃない」白髪染めで失敗しないオーダー法と染め方」はこちら>>

 
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