街中でおしゃれなショートに出くわすと「久々に私もショートにしたい!」なんて衝動に駆られませんか?「やりたいけど勇気がない……」「今更、似合うショートがわからなーい!!」なんて人、今の年齢だからこそ似合う洗練ショートで、もう一度センスアップを!
おすすめショートスタイル1
すっきりとした美人を演出!『デコ出し女っぽショート』
「ショートスタイルにしたいけど、失敗が怖い……」なんて人は、長め前髪を合わせたデコ出しショートがおすすめ。かき上げたような毛流れにすると、ショートヘアでも“顔の上半身”にロング風の色っぽさが生まれます。また、頬骨のラインにウエイトが設定されるので、輪郭が締まって見えやすく理想的な卵型の輪郭に近づけます。小顔感、おしゃれ感、清潔感の3拍子が揃うデコ出しスタイルは、久々にショートに挑戦したい人でもトライしやすいデザインです。
濡れ髪風スタイリングで凛とした美しさを!
チークラインで設定した前髪に合わせ、やや重めにレイヤーを入れたシンプルなショートスタイル。分け目を7:3にし、かき上げるようにヘアオイルをなじませました。濡れ髪風の毛束感が生まれ、すっきりとした美人顔に。
ヘア担当・高橋俊友さん(GARDEN omotesando)
都会的なセンスが宿る、S字ラインの立ち上げバング
ベースをショートボブに整えたら、長めバングが頬骨に乗るようカットで丸みを加えて緩やかなS字バングを演出。フェイスラインが適度に隠れることで、ショートヘアでも色香が添えられて女っぽさも上昇します。前髪の根元はカーラーや部分パーマで立ち上げるのが美しさのポイントに。
ヘア担当・木村亜沙美さん(K-two AOYAMA)
おすすめショートスタイル2
自然な立体感が蘇る『ひし形ショート』
トップとサイドはふんわり、毛先側をキュッとシャープに引き締めたデザインをダイヤフォルムと呼びます。美人髪の黄金比であるひし形のショートは、頭の形を整え、目鼻立ちを華やかに演出する視覚効果も。また、ダイヤ型フォルムはショートレングスが最も作りやすく、髪質の悩みが出始める大人世代でもきれいなシルエットが手に入ります。
アシメバングで大人可愛いダイヤヘアに
王道のひし型ショートは、斜めにカットしたアシメバングと外ハネのえり足でリズミカルな毛流れをプラス。軽やかさが出るので、顔立ちに明るい雰囲気が生まれます。直毛の人は、前髪やえり足に部分パーマをプラスするとスタイリングも楽チンに。
ヘア担当・本木亜美さん(GARDEN Tokyo)
顔立ちに華やかさを出したい人に!
「これぞ王道!」と呼ばれるシンプルなダイヤフォルムがこちら。カットで毛先から1/3をしっかり引き締めることで、多毛や広がりやすい髪質でも、まとまり感のあるヘアラインが手に入ります。所々に筋状のハイライトを加えているので、ストレートヘアでもほどよく立体感が出て、硬い髪質でも柔らかさがアップ。
ヘア担当・石橋千紘さん(Beauty Connection Ginza Hair salon)
軟毛のペタンコ髪もふんわり!
細毛で柔らかい髪質の人は、ショートレイヤーで動きをプラス。フワッと軽い立体感が出るので、ボリューム感がアップします。エイジングによりトップの厚みが減ってきた人は、根元だけ立ち上がる部分パーマをプラスすると、より扱いやすい髪に。
ヘア担当・小鳥居直樹さん(Beauty Connection Ginza Hair salon)
おすすめショートスタイル3
個性が引き立つ『おしゃれ系ショート』
ショートスタイルは、長めレングスに比べて“その人らしさ”を引き出しやすく、個性が際立つ効果もあります。少々、大胆なカットラインでもサラッとおしゃれに決まるので、センスのいい印象に。パツッとした直線ラインをかけ合わせたり、クリクリのパーマをプラスするなど、大人世代でも遊び心あるデザインを楽しんで。
直線ラインが印象的な大人のマッシュヘア
アンニュイな印象のマッシュヘアは、顔まわりを頬骨ラインで切り揃えることで個性をアピール。さらに、トレンドの短めバングで抜け感を加えました。カラーはピンクブラウンをチョイスすると、髪も肌も透明感ある雰囲気に。
ヘア担当・百冨友香理さん(bloc japon)
カールスタイルで横顔までハイセンスに
ピンカールパーマで作るクリクリッとした毛束がおしゃれな、ベリーショートスタイル。短めバングを合わせると、日本人離れした個性的でハイセンスな雰囲気に。スタイリングはオイルを中心にしっかりなじませ、ウェット感&毛束感を強調するのがポイント。
担当スタイリスト・泰斗さん(Cocoon銀座)
マスキュリンな黒髪ショートは凛とした印象
大胆なグラデーションカットでネオ80’s風ショートに。内側の髪を短めにカットしているので、ハチ部分が膨らまずコンパクトに仕上がり、小顔効果も高まります。あえて黒髪と合わせ、ほんのりロックな匂いを漂わせるとクール!
担当スタイリスト・豊田永秀さん(STRAMA)
冬はコートやストール、重ね着など、どうしても上半身が着ぶくれしやすいものです。でも、髪が短いと頭がコンパクトに見えて首もすっきりするため、冬の装いもスマートに着こなせるように。つまり、地味見えしやすい冬はショートにするベストタイミング。
ショートへのイメージチェンジで新しい魅力が発見できるかも!?
洗練度の高い大人ショートのスナップはこちら!
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
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