髪ダメージの悩みはもちろん、エイジングによる顔立ち&全身バランスの変化をまるで“なかった事”にしてくれる、若見えショートヘアをご紹介!
髪質も操作性も格段にアップ。
垢抜けショートで大人髪をリセット!
髪は肌同様、加齢の影響が目立ちやすいパーツ。40代の場合、髪の水分不足などから生じるパサつきやゴワつき、広がりなどに加え、白髪やボリュームダウンなど複数の髪悩みが重なりスタイルが決まらなくなってきます。
エイジング毛の髪悩みを一発で解消するには、思い切ってショートにするとぐっとスタイリッシュに。髪のつや感やハリを失っても、髪の長さをキープしたい人でもレングスが短くなることで、ダメージの強い毛先側の髪とさよならできる上、軽やかさが生まれる事でハリコシのない髪にボリューム感や立体感も蘇ります。
また、髪の質感とフォルムが若返ると顔全体までメリハリが出るため、輪郭までギュギュッと引き締まって見えるのも特徴。加齢によるぼやけ顔が上向きにチェンジして、コケティッシュな印象にもなります。
トライして損のない大人のショート。扱いにくい髪質に四苦八苦しているなら、お手入れもラクで小顔感も出るショートヘアを参考にしてみましょう。
ひし形×ハイライトで作る美人度が上がる女性らしいショート
中村洋子さん・43歳
トップとサイドにボリュームを与え、襟足をキュッと引き締めた王道のダイヤ型ショート。長めバングの根元を立ち上がらせて奥行きを出すと、目鼻立ちを華やかに演出できます。
全体の髪色は明るめのブラウンですが、顔まわりを中心に所々に筋状のハイライトを入れて、平面に見えやすいボブに立体感をプラスしています。全体的に女っぽさと上品さが際立つデザインなので、40代はもちろん、華やぎが欲しい50代女性にもおすすめ。
担当・石橋千紘さん(Beauty Connection Ginza Hair salon)
Point!
全身で見るとこんな感じ!
ダイヤ型のショートヘアなら、洋服の幅も広がりそう! きれいめかつ、少しハズしをきかせたファッションもスマートに着こなせます。
フロントと前髪に厚みを加え、
ボリュームのない軟毛に存在感をプラス
園部知美さん・49歳
園部さんの髪質は軟毛。そのため、最近はトップがペタンとして、前髪もペラペラしがちだったそう。そこで、頭頂より少し後ろから毛束を取り、そこからフロントと前髪につながるよう厚みを出しながらレイヤーを入れました。トップ、フロント、前髪にボリュームが出ることで、髪のシルエットが華やぎ、目元の存在感も高まった印象です。スタイリングはクリーム系で柔らかい束感をプラスしましょう。
担当・小鳥居直樹さん(Beauty Connection Ginza Hair salon)
Point!
全身で見るとこんな感じ!
フワッと柔らかな印象のショートレイヤーは、ハイウエストなカジュアルなパンツもすっきり着こなせて、バランス度がアップ!
コンパクトで都会的!
最も旬なショートボブスタイル
猪岡祥子さん・42歳
毛量が多く、以前は広がりや乾燥を気にしていた猪岡さん。「ショートボブにしてから収まりが良くなったし、おしゃれに見えると評判です」と話します。カットラインは頭の形を引き締めて見せる前上がりのボブ。毛先からスライドカットで間引くことで、多毛の人でも自然な丸みを演出できます。ヘアオイルで全体をウェットに仕上げると、ストンとしやすいボブでも今っぽさのある束感が出ておしゃれ。
担当スタイリスト・石橋千紘さん(Beauty Connection Ginza Hair salon)
Point!
全身で見るとこんな感じ!
ウェットなショートボブが今っぽさを演出。
ビッグサイズのジレだってサラッと着こなせて、都会的な雰囲気に。
ダメージが複雑化する大人髪の場合、それを一度リセットする意味でもショートスタイルはおすすめ。特にパーマを施さなくてもボリュームやメリハリがつきやすく、仕上げにきちんとスタイリング剤をつければ、どなたでも雰囲気のある女性像になれるので「切ろうかどうか迷う……」なんて人は、ぜひ!
都会っぽい印象になる小顔ショートはこちら!
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
第1回「【大人前髪】オルチャン、Jアシメ、かきあげ風。大人が華やぐ今どきバング3選」>>
第2回「【2021年のパーマ】40代の今っぽいシルエットを作る万能パーマ3選」>>
第3回「【2021年のボブ】のっぺりしがちな40代のボブは立体感&スウィングが鍵!」>>
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