キャサリン妃が信頼するブランド、ジェニー・パッカムの鉄板シルエットのワンピース
2年前、同じ追悼フェスティバルでのファッションがこちらです。ボートネックに、ソフトコンシャスなシルエットの膝丈ワンピースといえば、キャサリン妃にとっての鉄板。ブランドも、ご結婚以来、ここぞ! という場で選ばれているほど信頼の英国ブランド、ジェニー・パッカムのもの。
シーズン関係なく活躍しそうな素材の黒に、ベルベットのウエストリボンがポイントになって、黒にグラデーションをもたせています。合わせて、靴やクラッチもベルベットをチョイス。
ここまでならば、全体がコンサバで、大人しくまとまって終わるところを、頭にヘッドバンドをプラス。しかもザラ! これが決め手となって、一気にモダンなロイヤルスタイルになりました。
黒という定番カラーは、小物使いが全体の印象を決めるキーとなります。
襟のアシメトリーカットが特徴のローラン・ムレのワンピース
こちらは3年前の同追悼フェスティバル。
ベースはソフトコンシャスのシルエットながら、7部袖にアシメトリーにカットされた襟がアクセントになったワンピース。ブランドはローラン・ムレで、フランス発らしく、シャープでモード感のあるデザインです。
襟元のデザインによって、肌の見え方が変わり、これだけでシンプルに華がでますね。
クラッチはスエード、パンプスはベルベットと、あえて素材感を変えていらっしゃるところも注目。同じ黒だからこそ、失敗なく異素材でこのように遊ぶことも簡単です。
ドルチェ&ガッバーナのレースのワンピース
最後はこちら。今から6年前のキャサリン妃で、こちらも同フェスティバルでの装いです。
シルエットは定番的なソフトコンシャスで、繊細なレースの美しさを引き立てたデザイン。
レースに定評のある、ドルチェ&ガッバーナのもので、実は色違いでワインカラーもお持ちになっているほどの、お気に入りです。
シーズンレスでエイジレス、幅広いシーンで活躍してくれるレースのワンピースは、ロイヤルらしさもあって、キャサリン妃が好きなのも納得。また、ジャケットなどを羽織れば、お仕事スタイルにも使えるのでとにかく便利。これからの季節にも良いですね。
がま口型のサテンクラッチはアニヤ・ハインドマーチ、スエード素材のパンプスはジミー チュウと、素材違いの小物でコーディネートされています。
ワンピースのレースの透け感によりゴージャス感があるので、靴はスエードで抑えめにされているところが、この日のTPOにピッタリ。パーティーの場合には、パテントやベルベットといった素材のものを合わせると、華やかさがアップします。
このように、基本的なシルエットは変えず、一箇所デザイン性があったり、素材感があるものでバリエーションをもたせるのがキャサリン妃のブラックドレスのチョイス。
あとは小物使いで、幅を持たせるのが賢い着まわし術です。
前回記事「【キャサリン妃とメーガン夫人】ブルートパーズのピアス、それぞれの選び方とコーデの違い」はこちら>>
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