お元気ですか。
一気に年末感が漂ってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私にとって12月といえば、“くるみ割り人形”のシーズンです!
先日、日本のバレエ界を牽引してきた、牧阿佐美先生がお亡くなりになりました。
今回は、思い出がありすぎる牧阿佐美バレエ団の『くるみ割り人形』 を!
『くるみ割り人形』は、各バレエ団のレパートリーに入っていますが、大きく分けて2つに分かれます。
主人公クララを子役が演じるものと、大人が演じるもの。
牧阿佐美バレエ団は子役のクララです。私はこれが大好きで!
新国立バレエ団などのプリンシパルが演じるクララも、それはそれは素敵ですけど、やっぱり少女の踊るクララにぐっときちゃうのです!!
少女の夢がぎっしり詰まっています。
その他にも子役がたくさん登場するので、ぜひ注目を。
できれば劇場で! ですが、今年も配信があります。
見逃し配信もあるので、クリスマスパーティーなどで観劇されるのも素敵かと。
音楽もとてもいいので気分上がります。
牧阿佐美先生を思いながら、拝見します!
もう1つ、「これは見たい!」と思っているのが、ゆうめい『娘』。
私は、この劇団の公演をまだ見たことがないのですが、あちこちから評判を聞いていて。そして、大人計画の宮崎吐夢さんがご出演されています!
宮崎吐夢さんとは、本当にあちこちの劇場で遭遇します。すっごく小さいところからマニアックな演目まで、“ここでは誰も知り合いに会わないだろうな”と思って見に行くと、だいたい吐夢さんがいらっしゃいます。そしてご出演もされています。吐夢さんが注目しているものは、その後だいたい話題になって売れます(思いきって断言)!
ということで、やっぱり「ゆうめい」、とても楽しみにしてます!!
ではまた再来週に!!
<今回ご紹介した舞台>
『牧阿佐美バレヱ団「くるみ割り人形」(全幕)』
19世紀末のドイツ。シュタールバウム家のクリスマスパーティーで、少女クララは、兵隊の形のくるみ割り人形をプレセントされ、一目で気に入ります。その夜、クララが居間に置き忘れたくるみ割り人形を探しに来ると、時計の鐘が深夜0時を告げると同時に、くるみ割り人形がねずみたちと戦い始めます。クララがくるみ割り人形を助けると、人形は王子に変身。お礼にクララを雪の女王と妖精たちの舞う森や、金平糖の精がいるお菓子の国へと導いてくれるのでした。
■日程:12月25日(土)〜26日(日)
■会場:メルパルクホール
■チケット料金(全席指定・税込):S席 13,000円、A席 10,000円、B席 7,000円、C席 4,000円
■芸術監督・演出・改訂振付:三谷恭三(プティパ/イワノフ版による)
■音楽:P.I.チャイコフスキー
■指揮:末廣誠
■演奏:東京オーケストラMIRAI
■出演:阿部裕恵、今村のぞみ、上中穂香、清瀧千晴、石山隆、水井駿介、光永百花、三宅里奈、西山珠里ほか
※3公演全幕のライブ配信(見逃し配信あり)、各3000円。ライブ配信チケットはこちら
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ゆうめい『娘』
全く違う場所で生まれ育った女性2人が、インターネットで出会う。誰にも話せなかった家庭と世間に挟まれ、ようやく打ち明ける場所をネットの中に見つけた二人が、それぞれの身に起こる出来事を経て、ある決断を下す現在までの20年間を描く。
■日程:12月22日(水)〜29日(水)
■会場:下北沢ザ・スズナリ
■チケット料金(全席指定・税込):一般4500円、前半割(12/22-24)4000円ほか。
■作・演出:池田亮
■出演:岩瀬亮、大石将弘、大竹このみ、木村美月、高野ゆらこ、田中祐希、中村亮太、宮崎吐夢、森谷ふみ、山中志歩
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構成/神山典子
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