「2022年からはより自分を知っている、自分を持っている人は生きやすい」と語るのは手相家で漫画家の卯野たまご先生。手相は自分を知り、自分を愛する入口になると言います。手相を知る意味と手相からわかることを教えてもらいました。

12月14日には、卯野たまご先生のインスタライブも開催決定。2022年を占う「手相入門・超基本編」をどうぞお見逃しなく!

 

【画像】イラストでわかる手相と運勢の読み解き方>>


手のひらには運命を導く天体が広がっている!

 

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは手相についてこう言っています。
『人間の手に刻んだ線はその人の健康や運勢を判断する。これらの線は十人十色であって、決して同一のものはない』と。

手相は古代インドから誕生しました(手相の発祥については諸説あります)。
古代インドには「人体と運命には関係がある」と考える【サムドリカ】という学問があり、そこから手相は発展していったと言われています。

手のひらには「丘」と呼ばれるエネルギーを貯める場所があるのですが、そこには星の名前がついていて(金星丘や木星丘など)、手相を記した古い文献に『人の運命は天体が司り、それが手のひらに宿って運命を導いていく』と書かれています。
これは手相と占星術が同時期に研究されていたからですが、天体を手のひらに表すなんて、手相ってかなりロマンがありますよね!!

手相には同じものが存在しません。
その人だけの運命を記したのが手相です。この世界にたったひとつしか存在しない自分の手のひらに刻まれた運命を知ってみたいと、あのアリストテレスもきっと思ったんでしょうね。