これならオフィスでもできる! 肩甲骨の1分ストレッチ


肩甲骨周りのストレッチは、2ステップで行います。

「まずはエキスパンダーを持って腕を真上に伸ばして、丸まった背中を伸ばすことから始めましょう。これによって肩甲骨周りの筋肉が動かしやすい状態になり、そのうえで肩甲骨を寄せる動きをすることで肩甲骨周りが効果的にほぐれます。デスクワーク中は、30分に1度くらいのペースでこれを行うのが理想的。エキスパンダーを持って行うほうが、運動しているとわかるので職場でも恥ずかしくないと思います。エキスパンダーのない人は、持っているイメージで“エア”で行いましょう」(戸澤さん)


肩甲骨ストレッチ①
座ってバックエクステンション


まずは背すじをまっすぐに立てて、エキスパンダーを持って腕を真上に伸ばすストレッチ。丸まった背中が伸び、姿勢をよくする効果が。顔も上に向けることで、首のストレッチにもなります。

 1.椅子に座ったまま、背すじをまっすぐに立て、両膝の上あたりでエキスパンダーを両手で持ち、たるまないように伸ばします。

2.息を吸いながら両腕を真上に上げて上を向き、息を吐きながら腕を下ろして前を見ます。これを10回。


肩甲骨ストレッチ②
座ってリバースフライ


エキスパンダーを持って背中側で左右の肩甲骨を寄せるストレッチ。怠けている肩甲骨の間の筋肉を鍛えて猫背を改善。

1.エキスパンダーのサイドを持って、背中側にエキスパンダーを回します。脇を締め、両肘の角度を90度程度に曲げ、息を吐きながら腕を真横に開き、左右の肩甲骨を寄せます。 

2.息を吸いながら、両肘を角度を保ったまま、両手を前で合わせます。この腕の開き閉じを10回繰り返しましょう。

 

エキスパンダーの持ち方に注意


◎ GOOD

手首をまっすぐにして、エキスパンダーのグリップのサイドをしっかりと握りましょう。

× NG

手首が返ってしまうと手首に負担がかかってしまい、肩甲骨周りの間の筋肉に効きにくくなるのでNG。