師走でごわす(毎年、言いたいだけ)。いよいよ本格的に寒くなってきましたね〜。待ちに待ったアウターの出番です。寒いのは苦手だけれど、アウターのおしゃれはやはり楽しいんだよなあ〜。
で、改めてアウターについて考えるべく、私のクローゼットを見直してみました。並んでいるもの。まずはもちろん、ザ・コートですよね。ウールやカシミアなどのきちんと感のある素材のタイプ。あとはダウンやアノラックなどのスポーティなデザイン。いずれも膝丈や腰丈など、あれこれ。
で、もう一つ。以前よりも大きく進化して、大人のワードローブに不可欠になったのが「ブルゾン」です。これって、昭和にはここまで浸透していなかったアイテムだと思うんですよねえ。本当にカジュアルなジャンパーか(思えば、ジャンパーって言わなくなりましたねー。#昭和用語)、ジャケット寄りのデザインか。あとはMA-1やライダースのような、基本メンズアイテムを女性が取り入れるパターン、しかなかったような……。
このブルゾンのように、少し甘さがあったり、フェミニンな服に合わせるようなデザインが出てきたのってごくごく最近な気がします。で、私はこんな甘めタイプはもちろん、ミリタリーテイストなどのカジュアルなものも含め、ブルゾンが大好きなのです。
なぜなのか。またまた、聞かれてもいないのに考えてみたところ、
1. 背が高くないため、コンパクトなブルゾンの方がバランスが取りやすい。
2. 撮影や打ち合わせなど基本的に動き回る毎日には、足さばきを邪魔しないショート丈のブルゾンが便利
3. アウターを着るのが通勤の時だけというオフィスワーカーではなく、打ち合わせなどは全てこちらが先方に出向く働き方なので(フリーランスの宿命)、1日の中でもアウターの脱ぎ着の回数が多い。そうなるとやはりコンパクトなアウター=ブルゾンが重宝。
っていうのが、主な理由とみました! そう、ファッション的な理由もありますが、要は、便利なんですね! 取り回ししやすい、的な。
そして、1.のバランス問題もとっても重要。ロングスカートやワイドパンツといった量感のあるトレンドボトムスとのバランスの良さは、ブルゾンにお任せください! って感じです。小柄さんにとってはロングコートよりもずっと着こなしやすく、ボリュームボトムスとのバランスも取りやすいはず。そして実は長身さんにもおすすめ。背の高い方がボリュームボトムスにロングコートを羽織るのって、本当にとーーーっても素敵ですが(100%憧れ)、でもちょっと迫力が出過ぎてしまうこともあるかと思います。でもブルゾンなら、軽やかさや可愛らしさがプラスされて、これまたバランス良く着こなせるはずです。
あとはこのようなフワモコ素材とかファーとか、ちょっと存在感のある素材を取り入れるときにもブルゾンはとても便利です。なぜなら、コートなどと比べると面積が小さく、デザインも軽やかなので、迫力や派手さが軽減されてぐっと着こなしやすくなるから。
ということで、コートもいいけどブルゾンもね、という感じで、これまた大人にとっては“使える”アウターなのです〜。
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