コート+パンツの好バランスなコーデはこちら

2021年5月13日、ウルヴァーハンプトンを訪問。 写真:PA Images/アフロ

以前ご紹介した、今年5月のキャサリン妃ファッション。
この時のコートは、今回と同じものを着用されていますが、ボトムが違うだけで、こんなに印象が異なります。

実は、本来このコートはエレガントで女性らしいシルエットで、ドレスコートに近い雰囲気といえば分かりやすいでしょう。そのため、パンツとのコーデはかなり難しいのですが、ワイドパンツというモダンなニュアンスのものと合わせることで、ロイヤルっぽさという点でコーディネートが成立していました。

 


もし私がキャサリン妃のスタイリストだったら……?! こちらのコートをお薦めしていたでしょう

2020年12月7日、 王室列車での3日間の国内ツアーで西ヨークシャー州を訪問。 コート/ホブス ロンドン パンツ/ジグソー 靴/エミー ロンドン 写真:PA Images/アフロ

一見、色もデザインも似ているようで、実は非なり。
これも最初の赤のコートと同じくホブス ロンドンのものですが、こちらはテーラードにダブルブレスト、金ボタンがつきのデザインで、ベースがメンズ仕立て。これが重要なポイントとなり、スリムパンツとの相性を決めます。

メンズライクなコート+スリムパンツはなじみが良いけれど、キャサリン・ウォーカーのコートのような、ウエスト周りにダーツで柔らかなシルエットを作った女性らしさがベースのコートとは、互いに喧嘩し合うことに。

ベーシックなデザインだからこそ、洋服のニュアンスを合わせることが重要です。
 

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)


前回記事「【キャサリン妃のヘアスタイル】たった2年で「ガーリー」から「ゴージャス」へ大きく変貌!」はこちら>>

 
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