生理の終わり方は、人それぞれです。

 

閉経の仕方は十人十色で、本当にいろいろなパターンがあります。

たとえば、徐々に経血量や日数や回数が減っていって、気付いたら閉経していたというのは、特に困ることがないので、ラクなケースです。

また、閉経が近づいても、生理や体調に特に変化がなく、ある日、閉経していたことに気づくというのは、最もハッピーなパターン。生理があったときにも生理痛などもなく、あまり生理に困らなかった人に多いようです。

 

その一方で、閉経前に今までと生理の状況が変わって、困ってしまうケースも多々あります。

たとえば、生理の間隔がバラバラになって、突然生理が来たと思ったらすぐに終わってしまうといったことは、よくあるパターンですが、いつ生理が来るかわからないので、経血で服を汚してしまわないかと常に心配になって、困ってしまうものです。
 

 


閉経前には、経血量が増えることもあります


閉経前に、昼でも夜用ナプキンをしないといけないほど経血量が増える場合もあります。これは、エストロゲン分泌が乱高下する際に、子宮内膜が厚く準備され、一気に大量の月経血として出てしまうためです。
ただし、経血量が異常に増える場合、子宮筋腫や子宮腺筋症などの病気があることもあるので、婦人科で検査を受けるのがおすすめです。

 
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