チーズ工房NEEDS
人が集まる季節に、チーズの盛り合わせは最適なギフトの一つだと思っています。というのも、チーズって、どんなに好きでも一人や二人ではたくさん食べられない。何種類も食べたいと思ってもそんなに買うわけにはいかない。だからこそ、人が集まるときは、多くの種類のチーズを食べることのできる絶好のチャンスです。
日本のチーズのクオリティも年々上がっています。せっかくなら、ストーリーのある、国産チーズを贈るというのはいかがでしょう。チーズ工房NEEDSでは、先ごろスペインのオビエドで開かれた世界チーズ大会で、ラクレットが見事金賞を受賞しました。そんなニュースも一緒に届けたら、贈られたほうも盛り上がりますよね。
チーズ工房NEEDSは、北海道十勝の、自然景観保護地区にも指定される100年超の歴史を持つ新田牧場に隣接し、そちらの生乳を主原料にチーズ作りをしているのだそうです。
2003年創業ながら、日々工夫を重ね、多彩なチーズを作っているので、食べ合わせのバランスも考えて、ギフトに最適の4種を選んでもらいました。左上から時計まわりに、「槲」はハードタイプのチーズで、深いコクとナッツのような香りが特徴。赤ワインと相性抜群。すりおろして粉チーズにも。「ラクレット」は3カ月間じっくり熟成させた逸品。とろけるほどになめらかに風味を増します。ラクレット用の器具で溶かして食べるのがおなじみですが、フライパンなどで温めても驚くほど美味。「カチョカバロ」はモッツァレッラチーズを瓢箪型に整形して、ゆっくり低温熟成させたもの。薄く削って熱を加え、とろりと溶かした味わいは格別。「大地のほっぺミニ」は柔らかいミルクのお餅をイメージして作られた食べやすい一品です。国産チーズのレベルの高さを堪能してください。
問い合わせ先/チーズ工房NEEDS
tel. 0155-57-2511
構成/藤本容子
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