仕事がら、毎シーズン数えきれないくらいの新たなファッションアイテムを手にしているスタイリストやエディターが、つい毎日のように手に取ってしまう「ヘビロテ名品」とは? 第2回目は人気スタイリスト川上さやかさんに教わります。

 

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私のヘビロテ名品
ザ・ロウのバッグ

上質&ミニマルな「THE ROW」のバッグはほぼ毎日愛用中【スタイリストのヘビロテ名品】_img0
バッグ/すべてザ・ロウ

「2006年にアシュリー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンの“オルセン姉妹”がスタートさせたファッションブランド、ザ・ロウ。数年前に初めてザ・ロウの黒いパンツを買ったら、デザインもシルエットもとてもよくて感動し、以来洋服やバッグなどを少しずつ集めています。

ここ最近毎日のように愛用しているのがザ・ロウのバッグ。パッと見はシンプルなのに、上質な素材を使い、ディテールまでこだわってつくられており、私の好きな要素がたくさん詰まっているんです。しっかりと丁寧につくられたいいバッグなのに、デイリーにラフに使える点にも、さすがオルセン姉妹! と膝を打ちました。これ見よがしなブランドロゴが入っておらず、控えめな印象なのも好みです。

昨年の夏に買ったのが、左の黒のバッグ。人気シグネチャーシリーズ“MARGAUX(マルゴー)”です。コバのつくりのきれいさに驚いたくらい、美しいバッグ。頻繁に愛用しているので、バッグの表面のレザーにはキズもついてきたのですが、それも味わいだと思えるほど上質なレザーを使っています。かっちりとした形のバッグですが、サイドのベルトも留めずに、あえてラフに持つのが気分です。

真ん中のバッグは、今年の頭に購入。エクリュのミニバッグは黒の洋服が多い私のコーディネートに、アクセントとして重宝しています。右のグリーンのバッグは、色味が素敵と思い、今年の夏に衝動買いしました」

 
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