
我が息子に、料理上手になる為の素質が備わっているとしたら、それは食いしん坊であること。
ほぼ毎日、学校の給食で「おかわりジャンケン」に参加し、余ったおかず等を勝ち獲ることに情熱を燃やし、その結果を家族に報告してくれる。
先日、急に料理に目覚め、一緒に作るなら春巻きがいいと言う。少し前に、私の両親の家に息子を預けた際、母が作ってくれた春巻きが美味しかったのが、その理由のようです。
皮は通常の大きいサイズにするか、ミニにするか議論したりしながら、スーパーで食材を揃えるところから始め。
以前からそうなのですが、お鍋を火にかけて、私が「混ぜて」と指示すると、息子は、少し経つと「もういい?」「まだ?」と訊いてきて、根気良く長時間混ぜ続けられない。私はここぞとばかり、「料理って大変でしょ?」と言います。私自身は小さい時から、家でけっこう頻繁に、料理の工程の中の単純作業を任されていたなあと思います。だから、調味などは詳しく分からなかったけど、何となく料理に関わっていました。

義母は、夫が子どもだった頃、「料理を教えようなんて思いもしなかった」 そう。同じ轍は、踏むまい。
料理やお菓子作りは、手で食材を触っている時など、粉を袋から少し足す、といった作業の為の手がもう1ペアあると、とても助かりますよね。9歳の息子も実際、役に立つようになってきている。どうしたら自然に、料理好きに育つか、私も普段から気をつけるようになりました。
Comment