1月9日は、キャサリン妃の40歳のお誕生日でした。数字的にひとつの区切りであることは言うまでもないですが、29歳の時にご結婚をされ、いわゆる30代の約10年強は、一般国民からロイヤルメンバー、そして母へとなられた、成長の第1章と言えるのではないでしょうか。
そんな節目にふさわしい、バースデーを記念した公式画像が3枚、公開されました。これまでとは全く異なる、ゴージャスでノーブルなイメージから、現在のキャサリン妃の立場や内なる自信、そして今後10年間が、未来の国王妃としてさらなる成長を遂げられる覚悟を象徴しているようにも感じられました。
撮影は、ファッション・フォトグラファーのパオロ・ロベルシ氏。
全てのドレスは、アレキサンダー・マックイーンと、ウェディングドレス同様、英国を代表するモードブランドをチョイス。
そして、ミニマムに着けられていたジュエリー、イヤリングにはエリザベス女王とダイアナ元妃への敬意とともに、歴史を受け継いでいく姿勢が現れていました。
最新のバースデー画像とともに、キャサリン妃が、二人の偉大な女性たちから受け継いで愛用されている、ロイヤル・イヤリングもご紹介します。
関連記事
【キャサリン妃ファッション】公務の年間衣装代が半額に!節約ポイントを分析>>
モノクロームでクラシカルな、ロイヤルイメージのバースデー記念写真
ドレス/アレキサンダー・マックイーン
1枚目がこちら。白のオフショルダーのドレスに身を包み、まっすぐに、遠くを見つめるキャサリン妃のお姿が、まるで女神の様にも。
実は、この撮影でのイメージは、キャサリン妃が学位卒論のテーマにされた、19世紀の写真だそう。英国王室の長き繁栄を率いたヴィクトリア女王や、若きエリザベス女王の公式写真を思い起こさせる様な、ロイヤルらしさが感じられる写真です。
ロベルシ氏が得意とする、ロマンチックで詩的な世界観と、キャサリン妃のコンサバティブな美が見事に相成って、伝統的で現代的なロイヤル・ポートレートとなりました。
3人のお子様達とウィリアム王子が選んだキャサリン妃の記念写真
ドレス/アレキサンダー・マックイーン
1枚目と写真の世界観は同じですが、ドレスは違う物。ワンショルダーで、肩に大きなラッフルがつけられた、フェミニンで華のあるデザインです。
まっすぐカメラの方に向かって、ビッグスマイルを見せられているキャサリン妃のこちらの写真は、最後に選ばれた1枚のようで、3人のお子様たちと旦那様がお気に召したものだそうです。
絵画的で優しい雰囲気に、白のドレスやウェーブヘアが映え、3枚の中で最も表情がナチュラルなキャサリン妃。ご家族のお気に入りの理由は、もしやそれかも? ですね。
白のドレスにともに合わされていたのは、ダイアナ元妃の愛用パール・イヤリング
シンプル&ノーブルなドレス、そして華のあるワンショルダーと、2着の白いドレスに合わせていらしたのが、義理の母ダイアナ元妃が生前愛用されていた、パールのドロップ型イヤリングでした。
これは、ダイアナ元妃の実家スペンサー家のファミリー・ジュエラー、コリングウッドが、元妃の結婚祝いとして贈ったもの。婚約直後から、通常公務は勿論、ティアラとも合わされ、幅広く愛用されていた、いわゆるアイコニックなイヤリングです。
ダイアナ元妃と同様に、キャサリン妃にとってもパールは定番。さらには、同じく白の豪華ドレスに合わされていることも印象的です。
その他にも、キャサリン妃が愛用されている、ダイアナ元妃のイヤリングがこちらです。
キャサリン妃が愛用しているダイアナ元妃のダイアモンド&パールのイヤリング
こちらは、90年代にダイアナ元妃がよくおつけになっていたイヤリングで、豪華なノット型のダイアモンドに大ぶりのサウス・シー産のパールがぶら下がっているのが、オリジナルのデザイン。
実はキャサリン妃は、パールをオリジナルのものから、上と同じ、コリングウッドのパールに変えられ、おつけになっています。
注視すると、ダイアモンドのノットの下のパールが、今回のものと同じであることがわかります。
ダイアナ元妃がパールも大きめサイズが中心でしたが、キャサリン妃は小さめサイズが、バランス良し、なのです。
- 1
- 2
Comment