■なで肩
「なで肩」で流線形のボトルは、ブルゴーニュのピノ・ノワール種やシャルドネ種に使用されています。フランス以外の国でも、ピノ・ノワール種やシャルドネ種はこの「なで肩」ボトルに詰められているのが一般的です。
味わいは、赤なら「タンニンの渋みが少なく、やわらか」、白なら「酸味が優しく、フルーティー」であることが多いです。
■フルート型
フランスのアルザス地方やドイツのリースリング種には、ほっそりとしたフルート型のボトルが使用されています(アルザスはほとんどのボトルがフルート型です)。味わいは「ちょっと甘酸っぱさを感じるすっきり系」でしょうか。
この3タイプが主流ですが、ほかにもイタリア・トスカーナのキャンティに代表される藁(わら)づとで包まれた「フィアスコ」や、フランスのプロヴァンスワインの中には丸みを帯びて「ウエスト」がきゅっと引き締まったフェミニンなフォルムのボトルもあります。
Comment