昨年12月に長女・愛子さまが成人を迎えられ、このうえない慶びのときを迎えられた雅子さま。58歳の誕生日の会見では「愛子が生まれてからの20年間は長かったようにも、あっという間だったようにも感じられますが、様々な思い出が思い起こされて感慨深く思います」とおことばを述べられました。
愛子さまのローブデコルテにテーラードジャケットを羽織るスタイルはとても凛々しく、そして美しく、雅子さまがお若い頃からお持ちのファッションセンスが反映されたものではないかと話題にもなりました。
雅子さまのファッションを振り返ると、今見ても「なんて素敵な⋯⋯ ！」とため息が漏れるものが実は少なくありません。そこで本企画では、雅子さまのファッション＆スタイルを改めて振り返ります。
今回はロイヤルファッションに欠かせない帽子に注目。TPOに合わせて使い分けられる、雅子さまのモダンでこだわりの詰まった帽子スタイルをご覧ください。
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ご愛用の白×ネイビーのジャケットには、同色の帽子を
ご公務でシンガポール、タイを訪問される天皇陛下と美智子さまをお見送りに。幅広のパイピングが施されたネイビー×ホワイトのジャケットは、13年後皇后になられてからもお召しになっているお気に入りの一着。スカートと小物をネイビーや黒にすることで、シックでノーブルな印象です。2006年6月8日、東京都大田区・東京国際空港にて。写真／Getty Images
つばの広いリボンの帽子、パールのアクセサリーは清楚で上品なロイヤルファッションの象徴です。写真／Getty Images
ご成婚から約２ヶ月、モダンでスタイリッシュなグリーンの帽子
夏の国民体育大会の開会式にご出席に。金ボタンが輝く白のスーツにコーディネートされたのは、グリーン×黒のストライプのトップス。幅広の帽子、ポケットチーフともに鮮やかなグリーンで、モダンでスタイリッシュな装いです。ご成婚後からまだ２ヶ月ほど、鮮やかな色がお似合いになる雅子さまらしいスタイルを披露されました。1993年8月1日、栃木県宇都宮市・栃木県総合運動公園にて。写真／The Asahi Shimbun/Getty Images
ご成婚後初の地方公務はピンク＆リボンの可憐なコーディネートで
ご成婚後初の地方公務は、第29回献血運動推進全国大会に出席されるため岩手県へ。淡いピンクのセットアップは花柄の織り生地で、ラウンドにカットされた襟、ジャケットの裾がロマンティックなデザイン。大きなリボンがあしらわれたピンクの帽子、白の靴・バッグで、新婚らしい可憐な装いです。多くの人が雅子さまを一目見ようと詰めかけ、にこやかに手を振りお応えになりました。1993年7月13日、岩手県盛岡市・岩手県赤十字血液センターにて。写真／The Asahi Shimbun/Getty Images
【秘蔵写真】愛子さまご誕生時、宮内庁病院前での幸せな瞬間
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写真／JMPA
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