皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

ミモレの『毎日、雅子さま』にて公開中の写真から、雅子さまのファッション&スタイルをテーマごとにご紹介します。今回は、雅子さまがコンサートにお出ましになるときの装いに注目。光沢感のある素材、個性的なデザインなど、ご公務のときとはちがう雅子さまらしいエレガントなスタイルです。

 


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エレガントなコサージュ付きのブルーのワンピース

 

艶のある柔らかなロイヤルブルーのワンピースで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートをご鑑賞に。ワンピースと同素材のコサージュ付きボウタイにパールのロングネックレスと、演奏会にふさわしいエレガントな装いです。艶やかなボブヘアも、雅子さまの美しさを引き立てています。1996年10月2日、東京都港区・サントリーホールにて。写真/The Asahi Shimbun/Getty Images


ロイヤルブルー×とろみ素材のお召し物

 

オランダ・アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の来日コンサートへ。ロイヤルブルーのお召し物は、とろみのある素材でエレガントな雰囲気です。首の後ろで巻かれたボウタイ、そしてパールのアクセサリーもポイントに。1996年9月26日、東京都港区・サントリーホールにて。写真/読売新聞/アフロ


ご懐妊中はゆったりしたブルーのセットアップを

 

ご出産をおよそ2ヶ月後に控え、チェリストのヤーノシュ・シュタルケルの演奏会にお出ましに。お召しになったシンプルなブルーのセットアップは、ジャケットの丈も長めで、大きくなったお腹まわりもゆったりと。パンプスは安定感のあるローヒールです。 2001年9月25日、東京・トッパンホールにて。シンプルな装いにはパールを合わせ、品格を。三連パールのネックレス、ブローチ、そしてイヤリングを重ねてエレガントに。写真/JMPA