小瀧望、葉山奨之、大西流星ら着物男子に癒される
『鹿楓堂よついろ日和』
「鹿楓堂」は、都会の片隅にただずむ和風喫茶店。扉を開けると、お茶担当のスイ(小瀧望)、料理担当のときたか(葉山奨之)、スイーツ担当の椿(大西流星)、珈琲担当のぐれ(佐伯大地)、そして看板ネコのきなこが温かく迎えてくれます。
お店にやって来るのは、忙しいキャリアウーマンや、妻を亡くして無気力な日々を過ごす中年男性、ペットロスに苦しむ新人サラリーマンなど寂しさを抱えているお客様ばかり。ちょっぴり傷ついている人々を、4人が“食”の力で癒していきます。
毎回登場するグルメやスイーツが、とにかく美味しそう。放送が、土曜の深夜というのがズルい! それでも、「鹿楓堂」の優しい世界観に浸りたくて、リアタイしてしまうんですけどね……。思わず、「こんなお店がほしい!」とつぶやきたくなるドラマです。
4人の職人たちが、店の2階でシェアハウスをしている設定も、またいいんですよね。歯磨きの順番で揉めたり、コタツでぬくぬくとお鍋を楽しんだり……。その姿を観ていると、心が温まります。
しっかり者のスイが、愛猫のきなこをモフる時に見せるデレデレした表情や、ツンツンしている椿が、時折見せる素直じゃない可愛さ。彼らのギャップに“キュン”となるのも、本作の魅力のひとつ。毎週土曜日の夜に、まったりモードで楽しみたいドラマです。
前回記事「『ムチャブリ!』可愛さを封印した志尊淳、裏表のある高畑充希さんが見せる新・痛快劇に期待大!」はこちら>>
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