『ケイ×ヤク -あぶない相棒-』の一狼(鈴木伸之)と獅郎(犬飼貴丈)、『DCU』の新名(阿部寛)と瀬能(横浜流星)。現在放送中のバディもの2作は、どちらも主演2人の関係から目が離せません。2作の魅力をお伝えするほか、『MIU404』、『dele(ディーリー)』など「2人の男」が主人公のおすすめドラマをご紹介します。
心理描写・演技・映像……すべてが秀逸な『ケイ×ヤク -あぶない相棒-』
公安捜査官である一狼(鈴木伸之)とヤクザの獅郎(犬飼貴丈)。本来なら手を組むことのない2人が、とある事件の真相を追うため契約を結ぶ物語。
放送に先がけて✨
— ドラマ『ケイ×ヤク』【公式】第7話2月24日23時59分 (@keiyaku_drama) December 27, 2021
˗ˏˋ ✰ポスタービジュアル解禁 ✰ ˎˊ˗#ケイヤク #2022年1月13日23時59分スタート#鈴木伸之 #犬飼貴丈#栗山千明 #徳井義実#𝐓𝐕𝐞𝐫 マイリスト登録お願いします📺https://t.co/2qirK2aY8i#𝐇𝐏 https://t.co/DOtz4CU1IK pic.twitter.com/mb4robgEXN
事前に公開されたビジュアルの完成度や、個人的に好きな俳優である鈴木伸之さんが主役の一人なことから期待は大きかった一方で、事前情報では「恋人契約を結ぶ」という見慣れない設定だったため、どういう仕上がりになるのか読めない部分もありました。が、期待以上のクオリティーの高さに初回からグッと引き込まれ、夢中になってしまいました。
まず、心理描写がとても丁寧。おそらく時系列がかなり後である冒頭のシーン以外、いきなり恋人っぽい雰囲気になるわけでは決してなく、2人が出会ってからさまざまな出来事を経て少しずつ「同じ目的を持った相手」から「信頼できる相棒」になっていく心の動きが丁寧に描かれています。
さらに、主演の2人のお芝居が素晴らしく、人としての魅力が増していると思います。特にセリフだけでなく、目や表情一つひとつの演技が丁寧で、複雑な心境や言葉とは逆のことを思っているのだという心情が伝わってきて、2人と同じように愛おしい気持ちになったり苦しい気持ちになってしまいます。超甘党な獅郎がパンケーキにたっぷりはちみつをかけるうれしそうな顔や、甘いものが苦手な一狼がそれを見てまじかよと言う様子、野菜もしっかり食べろというやり取りなどがかわいい。
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登場人物たちのビジュアルや装飾も細部まで作り込まれていて、仕事着と部屋着や髪型のギャップも楽しめますし、2人とも顔がいい! 一狼の先輩であり、獅郎にとって姉同然の莉音(栗山千明)も合わせて、まるで二次元から抜け出てきたかのよう。映像の質感も凝っていて、毎回重厚な映画を観たような気持ちになります。本編ラストに放送される「おまけ」コーナーも必見です。
美しく危険な2人の物語、この先どんな展開が待っているのでしょうか。2人には絶対に幸せになってほしい……!
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