野木亜紀子脚本のザ・バディもの『MIU404』
これぞバディもの! な刑事ドラマ。理論的で冷静な志摩(星野源)と、直情型で身体が先に動くタイプの伊吹(綾野剛)。この2人の組み合わせだからこそ起こる化学反応や、軽快な掛け合いがたまらない魅力です。さまざまな事件やそれぞれの過去を乗り越えて、信頼し合うバディになれるのか? という点も大きな見どころ。野木亜紀子脚本で、心に残るセリフもたくさん。また、悪人・久住を演じる菅田将暉が本当に人を人と思わないタイプで恐ろしい……。
山田孝之×菅田将暉。アクションも見応えあり『dele(ディーリー)』
『MIU404』にハマった方ならきっと好きなんじゃないかなと思うのが「dele(ディーリー)」。クライアントから依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録を抹消(dele)する仕事をする2人。頑固で食えない男・圭司(山田孝之)と素直で人懐っこい真柴(菅田将暉)の真逆なコンビのやり取りがいい。故人にまつわる物語に涙したり、命の危険にさらされたり、主役の2人にもそれぞれ重い過去があったりと、物語の展開に夢中になりました。アクションシーンもあるのですが、山田孝之の車いすさばきが見事でした(車いすに乗りながら襲い掛かってくる人を撃退するシーンがある)。またMIU404と合わせて観ると、菅田将暉のキャラの差にあらためて驚きます。役柄が幅広い……!
どの作品もかなりおすすめなので、気になったものがあったらぜひチェックしてくださいね! 一気見必至の名作ばかりです。
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