「専門性」と「ポータブルスキル」
ちょっと前置きが長くなってしまいました。今回、改めて自分のキャリアの棚卸をするにあたり、大人だしプロのお力を借りてみるのもいいかもしれないなと思いました。就活生とは異なり、長く生きてきた分、仕事以外の分野で培った能力などもあるので、そのあたりも含めてまるっと相談してみたいと思ったのです。
今回相談にのっていただいたのはキャリアコンサルタントという国家資格を持つ山田恵理さんです。山田さんご自身も双子を育てるお母さんということで勝手にシンパシーを抱きまくりご指名させていただきました。
まずは前回GIGさんの取材の際にご提出した私の経歴と強み(……これ何回も出すの本当に気が引けるのですが、これを素敵なものに書き換えるためのステップなので止むをえません)、それに加えて仕事以外の私生活で培った“強みに昇華できそうなポイント”についてお伝えしました。
餡蜜の強み・クライアントを説き伏せるパワポ資料がつくれる
・クライアントの琴線に触れる書状、メール文書をしたためられる
・クライアントの事情を考慮した接待及び手土産選びが出来る
・ひとあたりが良い
・エグイくらい原価低減・利益拡大を徹底したセールスが出来る
仕事以外の私生活で培った“強みに昇華できそうなポイント”・ワンオペで子供3人を育てている(体力、気力がある)
・断捨離、整理整頓が得意
・我が家の総務部長として名もなき家事育児のすべてを背負っている
・父母会のリーダーを務めている
・恐ろしくマメ
・何かと手際が良い
・人と人を繋ぐ、巻き込むことが得意
これを見た山田さんより「まず自分の強みについて整理する時には『専門性』と『ポータブルスキル』に分けて考えていくといいですよ!」とアドバイスをいただきました。
「専門性」とはそのまんま、従事してきた業界や業務で培った専門的な知識や技術のこと。業種や職種によって全く変わってきます。
一方「ポータブルスキル」とはその名の通り、持ち運びが可能なスキル。業界や職種が変わっても転用できるスキルのことで近年重要視されている能力の指標なんだとか。
このふたつの掛け合わせが大きければ大きいほど、市場価値が高いとされているそうです。
私の場合「専門性」については
・広告業務に関する知識と経験
・営業職としてのクライアント応対力
といった感じでしょうか。
「ポータブルスキル」については
・ディレクション能力
・調整力
・折衝力
あたりが当てはまりそうです。
(餡蜜さんのキャリアコンサルティング、更に続きます。次回をお楽しみに!)
前回記事「営業職36歳3児の母が「副業マッチングサービス」の面談で知った、自分の意外な「専門的技術」」>>
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