ロシアによるウクライナ侵攻関連の速報が届くたびに、胃酸がぐわーっと出てくるのを感じた週末。

今回の侵攻で愛する故郷を、住み慣れた家を出て、やむを得ず国を出た人たちを思うと胸が潰れる思いがします。

安全を求めて周辺国に避難する人は増え続け、難民の数は数百万人にものぼるのではないかと言われていますね。

本当に本当にささやかながらUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)AAR Japan 認定NPO法人 難民を助ける会のウクライナ難民緊急支援プロジェクトに寄付しました。

UNHCRは皆さんご存知かと思いますが、AAR Japanは日本の国際NGOです。

私は7年前、一本の映画がきっかけに知りました。
『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』です。


2000年にアメリカとスーダンが協力し、難民キャンプで育った3600人の内戦孤児を全米各地に移住させた実話をもとに製作された映画です。

当時、AAR Japanさんは映画のプロモーションやアフタートークイベントなどで参加されていて、それをきっかけに何度か微力ながら支援させていただいていました。

活動範囲は、難民支援だけでなく、地雷・不発弾対策、障がい者支援、災害支援、感染症対策など多岐に渡り、活動エリアもラオス、カンボジア、ミャンマー、バングラデシュ、パキスタン、アフガニスタン、タジキスタン、トルコ、シリア、スーダン、ケニア、ウガンダ、ザンビアなど。

レポートも細やかで、1月末には苦境を強いられているミャンマーの障害者、貧困地域の皆さんへの支援について報告されていました。
AARさんが支援を求める際やレポートの中で繰り返される言葉の中で、私がとても印象的だと思うのは「慎重に」という表現です。

支援を必要とする人に届くルートや、支援を受け取る人々と現地で活動するスタッフ方の安全確保、治安情勢などを「慎重に」見極めようとする姿勢が信頼できるなといつも感じています。

侵攻が長期化すればするほど、難民の数は増えていくし、元の生活戻るのに時間がかかることが予想されますね。犠牲となる人の多くは高齢者や女性、子どもたちです。
1日も早い停戦を願うばかりです。

寄付は、私個人の行動で、ミモレを代表するものではありません。
人によっては署名行動かもしれないし、家族や友人同士、子どもとの会話かもしれない。

皆さんがそれぞれに、できる範囲で、思いを寄せていくことが大事なのではと考えています。

 



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