親愛なるミモレ読者の皆様、突然ですがヘア&メイク長井かおりからお詫びと訂正がございます。これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び方、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをこれから紹介していきたいと思います。

Vol.2 大人のアイラインは“笑いジワ”まで考慮して

〔vol.2〕笑顔で消えてちゃもったいない!アイラインは長過ぎくらいでいいんです_img0
 

実は、上の写真、アイラインの“長さ”が違うだけで、他はまったく同じメイク。右のほうがアイラインを長く描いていて、華やかで印象的。なのはもちろん、大人のアイラインは長めがいい、深〜い理由があるんです!

 

アイラインは美しさよりも、長さがポイントです!


年齢を重ねると、どうしてもまぶたがたるみがちで、「アイラインをうまく引けない」というお声をよく聞きます。ラインがガタついしまうと悩む方も多いかもしれません。私もこれまで、「悩みに対応して、どうやったら美しいラインが描けるか」を中心にお伝えをしてきました。でも気づいたんです。大人の女性のアイラインは、美しく引くことよりもちゃんと見えるかどうかのほうが重要!

私たちは、普段、笑ったり悲しんだり、おしゃべりしたり……絶えず表情を変えながら過ごしていますよね。すると、アイラインはすっかり隠れて見えなくなってしまう……それはもったいない! これからはぜひ、目を閉じているときにキレイなアイラインではなく、自分らしい豊かな表情にマッチするアイラインを楽しんでいただきたいです。

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こちらは、アイラインが目の横幅くらいの長さで、笑ったとき。目尻のアイラインはほとんど見えなくなってしまいました。
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こちらは、大胆に目尻長めにアイラインを引いた状態で笑ったとき。アイラインの存在感もしっかりあり、むしろ笑顔が引き立って見えます!