若々しい印象を左右するのは上半身の印象。姿勢が悪く、垂れたおっぱいを何とかしたい! そこで“おっぱい番長”こと整体師の朝井麗華さんに、美バストの作り方から肩凝りや姿勢も整うスタイルアップまで、バストケアのビューティハックを教えてもらいました。
お話を聞いたのは……
Q:朝井さんが考える40代の美バストとは?
バストケアのポイントは「大きくするだけでなく、正しい位置に戻す」ことです。皆さん、バストケアというとサイズアップを思いがちですが、今回は大きさ(も欲しいけど!)、大人世代になって垂れてしまったバストを元の位置に戻してあげましょう。
さらに、美しいバストというのは大きさではなく、形が整い、ハリや弾力があって丸みのあるバランスのとれた形であること。そして左右のバランスが整っていることがあげられます。バストが美しいと上半身のスタイルアップも叶いますし、それに伴って姿勢も正しくなるため、年齢を理由に諦めてしまうのはもったいない! 垂れたバストもお手入れすれば、上向きのきれいな形へ戻すことができるのです(朝井さん)
Q:おっぱいが垂れる理由は? 整えるポイントは?
40代以降の女性の傾向として姿勢の悪さに伴う骨格の歪みがあります。パソコン作業やスマホの影響で頭が前に倒れると、そのバランスを取るために骨盤の位置もズレてしまいます。姿勢が崩れるとさまざまなところに影響を及ぼすのですが、今回のポイントは「肋骨」。おっぱいの下にある肋骨が横に広がると、それに伴いバストも外側に垂れ広がり、くびれのない扁平な体になってしまうのです。
ここでセルフチェックをしてみましょう。
身幅(左右の肋骨を結ぶ幅)の中に、おっぱいが収まっていますか?
収まっていれば大きさは関係なく美しく見えますが、身幅から外へはみ出していると、太って見えてしまいます。
今回は、凝り固まった肋骨と脇下の筋肉をほぐし、バストを中へ寄せるエクササイズを紹介します。(朝井さん)
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経絡整体師・キレイカンパニー代表
朝井麗華さん
アロマセラピーや東洋医学、中国推拿をはじめさまざまな手技療法を習得し、全身を美しくととのえる技術力が瞬く間に広まり、多くの著名人を顧客にもつ。中でも独自開発した女性のバストを整える技術の的確さから、「おっぱい番長」との愛称でバストケアの第一人者として知られている。『おっぱい番長の乳トレ』(講談社)を始め、バストアップ・バストケアの著書は数しれず、現在はテレビ・セミナーなど講演など多方面で活躍中。