ネイビー×白の裏地で透け感がゴージャスな、シンプルデザイン

2011年6月30日、カナダを公式訪問中、オタワの国立戦争記念碑にて。 ワンピース/アーデム クラッチ/スチュアート・ワイツマン パテントの靴/L.K. ベネット 写真:AP/アフロ

こちらは懐かしい2011年。ご結婚された年の初ツアーでお披露目されたワンピース。
今や英国を代表するデザイナーの1人、アーデムのワンピースをこの頃からすでにご愛用でした。
ベースのデザインはとてもシンプルな、ボディコンシャスのワンピースですが、実は背中が少し大きく開いていたり、またネイビーのレースの裏地をあえて白にしていることで、レースの柄が浮き出て、ゴージャスな印象に。

選びやすいダークカラーのレースも、裏地が同系色か、コントラストカラーかで、イメージは変わります。キャサリン妃のこのワンピースなら、地味過ぎず派手すぎず、コーデの幅も広がり、私達にも真似のしやすい1枚といえるでしょう。

 

鉄板のロイヤルブルーに、レースを部分使い

2011年7月3日、初の海外ツアーでカナダを公式訪問。 ワンピース/アーデム クラッチ/スチュアート・ワイツマン パテントの靴/L.K. ベネット 写真:Shutterstock/アフロ

これも同年のツアーでデビューした、アーデムのワンピース。
スリット入りのソフトコンシャスな定番的シルエットに、キャサリン妃の鉄板カラー、ロイヤルブルーと、今見ても素敵。明日着回されても納得のワンピースです。

こちらは総レースではなく、部分的にレースが施されたデザイン。一見肩が透けているように見えますが、実は、配色で切り替えられた無地のワンピースの上にレースが装飾されているだけ。透けているかのような見えて、実は透けてない! まさに視覚効果。ロイヤルワンピースとしてバッチリですね。これと同じワンピースは手に入らずとも、実際に肩部分だけが透けているデザインなら、総レースよりも着やすいでしょう。特にロングヘアの人にとって、このデザインはオススメです。