3月19日から26日までの8日間、ベリーズ、ジャマイカ、バハマを訪問されていたキャサリン妃。コロナ禍以降初、そして40代初となった海外ツアーでは、これまでと打って変わって、モードで洗練された、春夏ロイヤルファッションを披露されました。
お伝えしたいことが山ほどありますが、まずは今回初めて登場した、ヴィンテージアイテムについてご紹介します。
物を大切にする英国では、一般的に古着文化が根付いています。とはいえプリンセスが古着、もしくはヴィンテージを着用……というイメージはないですよね?
しかしながらここ数年、歳を重ねるにつれ、キャサリン妃のテイストはクラシック路線に。稀にハイブランドのヴィンテージをお召しになることもありました。それが今回のツアーでは、キャサリン妃スタイルとして確立されたコーデで登場。
ハイブランドから無名まで。お洋服から小物まで。様々な年代のアイテムを取り入れた、キャサリン妃の最新注目ファッションです。
学生時代にキャサリン妃が購入されたとみられる物など、ご結婚前のキャサリン妃の嗜好も興味深いですよ。
関連記事
【爽やかなキャサリン妃・セレブカジュアルなメーガン夫人】デニムファッション比較>>
ヴィンテージ アイテム①
イヴ・サンローランのジャケット
まずはこちら。22日、ベリーズから、2カ国目のジャマイカへ出発される際の空港でのファッションです。
鮮やかな朱赤のジャケットに、白のワイドパンツ、白のワンハンドルバッグという、滞在国のフラッグカラーを意識したコーデをされたキャサリン妃ですが、シャープにタイトにまとめたヘアスタイルも手伝って、とても洗練されたパンツスタイルとなっています。
バッグと、(見えにくいですが)バングル以外は全て、この日初お披露目されたアイテムばかり。
実は、このジャケットがヴィンテージ! イヴ・サンローランのものというのも驚きですが、更に意外だったのは、キャサリン妃がセント・アンドルーズ大学時代に購入されたものだということ。
ご結婚前のスナップを含め、かつて目撃されたことがない上、キャサリン妃がヴィンテージ好きだったとは!
しかしながら、選ばれたのはサファリジャケットと定番的で年齢関係なく着れるデザイン。そして色も鮮やかな色と、ロイヤルメンバー入りを見据えての購入?(笑)と推測しちゃうような1着です。現に購入から15年以上が経った今、こうしてお召しになり違和感なくロイヤルスタイルになっているところがさすがです。
スキニーなど、カジュアルなボトムとも相性良いので、今後出番が増える可能性大ですね。
ヴィンテージ アイテム②
フェラガモのクラッチバッグ
こちらも22日、2カ国目のジャマイカに到着された時のファッションです。イエローを選ばれたのは、これもジャマイカのフラッグカラーの一色だから。
フィット&フレアーのミディ丈に、肩には大きなボウがついたデザインのワンピースは、英国ロクサンダのデザイン。お洋服の色が鮮やかなので、小物は控えめに白。とはいえ、アクセントにゴールドが使われたものをチョイス。
初お披露目のパンプスは、白とゴールドのコンビのデザイン。キャサリン妃には珍しいデザイン性のあるパンプスですが、イエローとゴールドは馴染みがよく相性が良い上、ビビッドな洋服には少しのアクセントがある小物がバランスよく、オシャレ度もアップします。
クラッチも同様に白にゴールドのバックルがあしらわれたデザインです。
実は、このフェラガモのバッグがヴィンテージなんです! どうやらこれも、キャサリン妃がかつて購入されて所有されていたものだとか……。
スタイリッシュなヴィヴィッドカラーのワンピースに、クラシックなハイブランドのアイコンクラッチが見事に融合し、むしろとてもキャサリン妃らしい、モダンなロイヤルスタイルとなっています。
- 1
- 2
Comment