奈良県産のハーブの力で、肌と心をミニマル
今、ビューティ業界で話題なのが、新ブランド「SELALY」のルミヌシリーズの洗顔アイテム。
メイクアップアーティストとして国内外の現場で多くの肌と向き合ってきた松井里加さんが、「ひとりひとりの光るものを引き出し、輝かせたい。そのためには素肌が健やかであることがなにより大切」という思いからプロデュースされました。
成分は松井さんのご出身地、奈良県にある日本随一の薬草の里といわれている宇陀市にある山口農園産の大和当帰葉をメインに、柿の葉、よもぎ、甘茶の抽出成分が使用されています。
クリームクレンジング、ジェルオイルクレンジング、ウォッシングフォームの3つあるラインナップはどれもおすすめですが、新しい洗顔方法として私が注目したのが、泡パックとしての使い方も推奨しているウォッシングクリーム。
こちらはポンプを押すと泡が出るフォームタイプ。天然の洗浄成分ソープナッツエキスや、ミネラルが豊富な福岡県糸島さんの海塩も配合されており、汚れや余分な皮脂をしっかりと吸着してくれます。
前述のとおり、私はほぼ泡洗顔をしませんが、こちらをパックとして使用するところに非常に興味を惹かれました。特にこれから皮脂が出やすい季節には、洗顔というよりは、美容パック感覚で使いたいかも。実際に1回試しましたが、肌がつるんとなめらかに。それでいてしっとりとした理想のテクスチャーに仕上がりました。
そしてぜひともお伝えしたいのは、香りのよさ。日本の植物療法の第一人者、森田敦子さんによるブレンド製油が配合されています。クラリセージ、スィートオレンジ、イランイラン、フランキンセンス、ゼラニウム、サンダルウッドなど……深いリラックス感と共に、肌と心をポジティブにしてくれるアロマは、まさに今の時代にフィットしたもの。
スキンケアの基本は「清浄」「保湿」「守る」といわれていますが、ファーストステップである「清浄=洗顔」のケアが誤っていたら、肌を損ねてしまうのかも。そして、あとでいくらよい成分を与えても100%の効果を得られないのかもしれません。そう思うと、改めて洗顔って本当に大事だなと思う今日この頃です。
今回で、こちらの連載の私の担当は最終回になります。今までお読みいただきましてありがとうございました。
前回記事「老け顔を加速させる「しぼみ唇」を救う!リッププランパー2選」>>
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