正論を伝えるコツは、冷静さとあたたかさのバランス
その場の雰囲気や方向性に、「あれ、おかしいな」と思うとき。
「手遅れにならないうちに軌道修正すべきなんじゃないか」と思うとき。
正論を言うのって、その場の空気や流れを断ち切ってしまうようで気まずい気持ちになることがありますよね。反感を買ったり、白けさせてしまったりするのではないかと不安になって、つい口をつぐんでしまう……。そんな経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
そんな居心地の悪いシチュエーションにおいては、伝え方に普段以上に気をつかう必要があると思います。
まず、感情的になり過ぎないこと。
正論を言いたくなるシチュエーションは、ちょっと頭に血がのぼっていることもありそうです。逆に、空気を変えることに怯えて、必要以上におどおどしてしまうこともあるかも。怒りにしても怯えにしても感情をあらわにしてしまうと、きちんと話を聞いてもらえないおそれがあります。いつも以上に落ち着いたトーンで、フラットにさっぱりと話すのが大事です。
そして、相手と自分が「同じゴールを目指す仲間」だという前提で話すこと。
「このやり方は間違っています」という敵対モードは相手の心をかたくなにします。それよりも、「●●のために」というゴールを示した上で、「仲間同士力を合わせて、よりよい方法を考えましょう」という前向きでフレンドリーな雰囲気を出せたらいいですね。
まさにカナコさんが書いてくださった通り、「冷静に、かつあたたかく」です。
ママ友コミュニティでも、家族のアレコレでも、仕事においても、正論が必要とされる場面は必ずあります。そんなとき、勇気を出して発言してくれた人にはカナコさんのように素直に感謝したい。そして自分も、クール&ホットに正論を言えるようになりたいですね。
皆さんのモヤモヤ話を教えてください!
職場や家庭で、イラっとしたけど言えなかった、違和感を感じたけど言葉にできなかった、モヤモヤしているのは私だけ? と思った経験がありましたら教えてください。エピソードを掲載させて頂く際はミモレの会員ニックネームではなく、仮名でご紹介します。皆さまからのエピソード投稿をお待ちしております。
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構成/山本理沙
前回記事「「ひとりっ子はかわいそう」赤の他人から“事故的モヤモヤ”発言。母親はどう昇華する?」はこちら>>
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