モーニング娘。『I WISH』

ドラマ『真夜中にハロー!』のエンディングテーマでもあったこの曲は、もともと2000年に発売された曲。「人生って素晴らしい~♪」という歌詞に覚えがある方も多いのではないでしょうか。今回のドラマを機に、現在のメンバーで再録されました。「誰よりも私が 私を知っているから 誰よりも信じてあげなくちゃ!」「晴れの日があるからそのうち雨も降る 全ていつか納得できるさ!」「人生って すばらしい ほら誰かと 出会ったり恋をしてみたり Ah すばらしい Ah 夢中で 笑ったり泣いたり出来る」という歌詞は、なんというか本当に人生を歌っていて、大人になればなるほど沁みます。大人になったからこそ胸を打つ歌詞も多いのがハロプロ。

シングルではないのですが、同じくモーニング娘。の『SONGS』という曲は、出だしの歌詞から心をえぐってきます。「生きるのが下手 笑うのが下手 上手に甘えたりも出来ない」「恋愛も下手 付き合いも下手 すごく大切にしたいのに」ハロプロ楽曲に出てくる主人公の女性、圧倒的に恋愛や人生に不器用な人が多くて愛おしい。

 


アンジュルム『46億年LOVE』

一緒に踊りたくなるようなファンキーな楽曲、パワフルな歌とダンス、ハロプロにちょいちょいあるちょっと不思議なMV。楽しい要素てんこ盛りな一方で「夢に見てた自分じゃなくても 真っ当に暮らしていく 今どき」という歌詞がちょっと泣ける一曲。この歌詞がぶっ刺さる人、多いのではないでしょうか。


Juice=Juice『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』

強がってしまうけど本当は自分の気持ちを見抜いてほしい、女性の複雑な気持ちを歌ったこの曲。「少しヤワな子ばかり幸せを手にしてく お決まりの幕切れよアンフェアな世の中ね」「だけど私自身を幸せにできるのは 結局は私だけ 勇敢にならなくちゃ」という歌詞、同じ事考えたことあるっていう人もきっと多いと思います。


Juice=Juiceつばきファクトリー『約束・連絡・記念日』

切ない女心を歌った曲が多いつばきファクトリー。ちょっと昭和の歌謡曲のような懐かしさがクセになるこの曲は、昨年2021年に入った新メンバー4人がたくさん歌割りを担っているところもポイント。新人とは思えない歌唱力の高いメンバー揃いで、今後のグループの進化も楽しみです。


BEYOOOOONDS『ハムカツ黙示録』

デビュー曲から寸劇込みなど、印象的な曲が多いBEYOOOOONDS。イライラしている人の口にハムカツを打ち込むというシュールな設定のこの曲は、まったく意味がわからないけどなんだか元気をもらえたり、悩んでいたことがちょっとどうでもよくなったりする。ちなみになぜ「ハムカツ」なのかというと、「はぁムカつく」からきているようです(笑)。