「インターネットとの上手な付き合い方」を考えよう

「コロナは陰謀!」ネット情報に溺れてしまった友人と、どう付き合う?_img0
 

ミチヨさんも、グループLINEを見ないようにするなど、少しずつ友人たちと距離を置きはじめているそうです。でもその結果、ミチヨさん自身の孤独感が高まっているとのこと。

インターネットに溢れる情報に振り回されることで、このように人との断絶が生まれてしまうのは悲しいですね。ミチヨさんも書いている通り、情報の中には人々の不安につけこんだり、煽ったりするようなものもあります。

 

心のざわつきがひどい時には、思い切って「スマホ断ち」「ネット断ち」するのも一案です。

でも、ここまでインターネットが日常に入り込んでいる以上、完全に断つことは難しい。私たちは、インターネットとの上手な付き合い方を学ぶことからは逃げられないようです。

どの情報が真実で、どの情報は間違っているか、誰も私たちのために情報を取捨選択してくれません。ひとりひとりの目の前に、玉石混交の情報の海が広がっているイメージです。

こうしたインターネット社会においては、何を信じて何を信じないか、自分なりのルールを決めることが大事です。

例えば、同じニュースについて、最低3つのサイトの記事を読み比べる。
署名記事か、情報の引用元が明記されているか、などのチェック項目をつくる。
自分が信頼している発信者が書く記事をまずチェックする……などなど。


陰謀論も、過激に見えるスピリチュアルも、悪いとか間違っているというものではないと思います。信じる人にとっては真実だし、信じない人には意味がないというだけのこと。

ただし、「情報の取捨選択」にはその人の価値観が浮き彫りになります。情報の選び方に自分のスタイルを持つことが大事なのと同じくらい、極端な意見を他人に押し付けないようにすることも大事ですよね。

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文/梅津 奏
構成/山本理沙


前回記事「ママ友に学ぶ、嫌われずに意見を主張するコツ【正論マンについて語ろう】」はこちら>>

 
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