最新のコードレススチームアイロンを使うと、生活が変わるって本当? 時短になり、面倒などころかシワが伸びるサマが快感だとか……。日本を代表する生活家電ブランド、パナソニックと東芝の最新モデルを、〔ミモレ編集室〕のルナさんがお試ししました。

 
今回試すのはこの2つ!
長さ約16cmのベース全体からたっぷりスチーム噴射!
パナソニック「コードレス スチームアイロン WLシリーズ」
 

ベース全体の59個のスチーム孔から満遍なくスチーム
TOSHIBA「コードレスアイロン La・Coo」
 


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

ルナさん

頻繁に使う訳ではないけれど、無いと困るアイロン。テレワークなどで外出の機会が減り、我が家では使用頻度が低くなっていましたが、つい後回しにしがちなアイロンがけをもっと快適にできないかと最新機種をリサーチしています。



お試し品1
スイスイ滑るかけやすさと、パワフルなスチームが魅力
パナソニック「コードレス スチームアイロン WLシリーズ」

前後左右の全方向に動かせる「Wヘッドベース」、最長約3分も持続する「全面スチーム」、かける布の除菌だけでなく持ち手の清潔性に配慮した「抗菌ハンドル」の3つが大きな特徴。ピンク、ベージュ、ダークグレーの3色展開。コードレススチームアイロンNI-WL706 ¥18700前後(編集部調べ)/パナソニック


 ルナ’s Report 
向きを気にせず使えて、滑りも快調! 家事の時短に


皆さんはアイロンがけってどのくらいの頻度でしていますか?
恥ずかしながら、私は週に一度、まとめて娘のランチョンマットやハンカチにかける程度。普段のお洋服選びもアイロン不要を重視する、ズボラ主婦でございます。
そんな訳で、使用頻度の低い我が家のアイロンはなんと2003年製の20年モノ(笑)。コード付きで、基本的な機能のみです。
最近のアイロンはどうなっておるのじゃ……浦島太郎状態で最新のコードレススチームアイロンを体験してみました。

パナソニックのこちらは前後左右に動かしやすい「Wヘッドベース」採用とのことで、従来製品とどのくらい違うのか期待が高まります。

底面は両端が細いレモンケーキのような形。鏡のようにツヤツヤしています。この形とコーティングがかけやすさの秘密とのこと。

はやる気持ちを抑え、まずは外見チェックから。コロンとかわいらしいフォルムのケース。取っ手付きで持ち運びがラクです。

ケースは片手で上からフタ部分をかぶせるだけで簡単に閉められます。温度調節は三段階。ミスト機能やスチームレベル調節も可能です。
充電スタンドには素材ごとの適温が書いてあって、些細なことですがとても助かります。給水タンクは取り外せるカセット式。今のアイロンは給水タンクが外れるんですね……。


水を入れたタンクをセットしていよいよ電源をオン! まず、設定温度まで上がるのが早くて驚きます。高温設定で1分半程度でした。これは急にアイロンが必要になった朝などに嬉しいですね。

いざアイロンをかけはじめると、あまりの滑りのよさにビックリ! 今までとは別次元のかけ心地の軽さに、油断すると勢い余ってアイロン台から滑り落ちてしまいそうなくらいスルスルかけられます。前後左右の向きも気にせず動かせるので永遠にかけ続けたくなりますが、そこはコードレス。充電スタンドに戻すのを忘れずに。

そして、今回使ってみてとても良かったのが、マイクロスプレー機能!

今までは、シワ取りスプレーなどをシュッとしてからアイロンに持ち替えていたのですが、こちらはアイロンがけをしながら片手でスプレーボタンを押しそのままアイロンを滑らせることができます。リネンの頑固なシワも、ミストであっという間に綺麗になりました。

スプレーボタンを押すと先端のこの穴から水粒子が出て、適度に湿り気を与えてくれます。
左:Before 洗いざらしだとシワシワなリネンのシャツ。
右:After マイクロスプレー機能を使用してスチームアイロンをかけた状態。感動の美しさ!
 

こちらのアイロン、持ち手の内側が人差し指にフィットする形状になっていて、これがとても握りやすくて安心感があります。アイロンの滑りがとても良いので、しっかりホールドできるのは大事です。

パナソニックの最上位機種なので価格も2万円近くしますが、向きを気にせず動かせて、スルスル掛けられる滑りの良さは感動的。手早く仕上げられるので、アイロンがけの時短に貢献してくれそうです。

 
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