自分が恋をしていなければ、恋愛ではない


いくら多くの男性に好かれようが、そのなかに好きな人が1人もいなければ、自分にとっては「恋愛している」とは言えません。
だから、いくらご飯を食べに行こうが、デートをしようが、楽しくないことは多いものです。
むしろ気の置けない友達とご飯に行ったり、1人でゆっくり好きなことをしたりしたほうが幸せなこともあるでしょう。

つまり、多くの人は、モテる人に対して「羨ましい」なんて思いがちですが、モテている人は、そんなに幸せなわけではないのです。

 

どんなにモテようが、付き合える相手は1人


さらに言えば、自分の身体は1つしかないので、原則的に付き合う相手は1人です。
結局、モテようが、モテまいが、心から信じ合えて相思相愛の相手がたった1人いれば、それで十分なところはあるのです。
逆を言えば、何人もの男性に好かれても、そのなかに心を通じ合える相手が1人もいなければ、意味はありません。

だからこそ、思うのです。なぜ、世の女性は「モテたがるのか」と。

恋愛に限らず、どんなものも、量より質。そして、“本質を見る目”が必要です。
日頃から自分軸を大切にし、自分らしさを出して、それでも素敵だと思ってくれる人こそが、きちんと深く関わるべき相手なのではないでしょうか。
単に「モテる」ことよりも、「自分に合う人を見つけやすい状態でいること」を大切にしたほうが、幸せになりやすいでしょう。

そして、なによりも、まずは自分自身がきちんと自己を、そして人を愛せるようになることを目指したほうがいい。そうしたら、自分らしさを大切にできるし、人を愛せる分、愛されやすくもなるから。
下手にモテることで、本当の愛を掴めにくくなってしまうことはあります。気を付けたいものですね。


前回記事「50歳に近づくと、中性化する女性が増える理由」はこちら>>

40歳を過ぎて、「モテる人が大して幸せではない」と気づいた理由_img1