先月末に行われた、義理の祖父フィリップ殿下の追悼式で、キャサリン妃が披露されたのは、超クラシックで、尚且つとても洗練されたモノトーンスタイル。過去最高とも言えるほどに、気品と貫禄すら漂うものでした。
また、この日久しぶりに公の場にお姿を見せられたエリザベス女王に同席と、キャサリン妃の耳に輝いていたジュエリーは、パールのピアス。女王を筆頭に、ロイヤルの皆様にとっての定番ジュエリーといえば、やはりパールです。
そんなパールは、昨今ファッション界のトレンドでもあります。もしやキャサリン妃効果だったり?! なんて勝手な推測をしつつ(笑)、キャサリン妃が好んで愛用されているパールのピアス。なかでも多いのがドロップ型。プライスレスな逸品から、デザイナー物、ノーブランドやフェイクパールまで、幅広く所有されています。
どれもデザインは定番的で長く使えるもの、そしてマスク着用でもほどよく存在感のあるものばかり。ご結婚当初の物から最近購入の物まで、キャサリン妃の審美眼にかなった5つのピアスをご紹介です。
関連記事
キャサリン妃ファッションに異常あり!ヴィンテージを取り入れた最新ツアー・ファッション>>
ダイアナ元妃から受け継いだ、ダイアモンド&パールのドロップ型イヤリング
2022年3月29日。ロンドンのウェストミンスター寺院でのフィリップ殿下の追悼式。
イヤリング/ダイアナ元妃が生前所有されていたもの ワンピース/アレッサンドラ・リッチ 帽子/ロック&コー クラッチ/ラッセル&ブロムリー グローブ/コーネリア ジェームス 靴/ジャンヴィト・ロッシ シャーロット王女のコート/アマイアキッズ
これが追悼式でのキャサリン妃スタイル。黒に白のピンドットに、スタンドカラー、パフショルダー、プリーツ、そして深いスリットと、クラシックでレトロな中にセクシーさも垣間見える、このワンピースは、アレッサンドラ・リッチのもの。
もはやこのブランドとの出会いが、キャサリン妃スタイルを大きく進化させたとも言えますが、実は小物の選び方やヘアスタイルによっては、大きく印象が変わり、ともすれば地味にもなりうる高度なドレスです。これまでとは異なる、つばの大きな浅めのお帽子を着用されたことで、映画“マイ・フェア・レディ”のオードリーヘプバーンを思わせるような着こなしが、とてもキャサリン妃にお似合いです。
実は簡単そうで難しい、モノトーンコーデを、ここまでエレガントに貫禄のある着こなしをされるようになったキャサリン妃に感動しました。
そして、モノトーンの追悼スタイルに合うピアスといえば、やはりパール。
キャサリン妃がつけていらしたのは、ダイアナ元妃が生前愛用されていた、ダイアモンド&パールのドロップ型のイヤリングです。
元妃への結婚祝いとして、ご実家スペンサー家のジュエラー、コリングウッドから贈られたもので、今はキャサリン妃が受け継がれ愛用されています。フォーマルな王室行事でよく愛用されていて、この日のスタイルにもマッチしていますね。
ご結婚後キャサリン妃が、ダイアナ元妃の愛用ジュリーから選ばれているのは、パール使いのものばかり。このような、ドロップ型のシンプルなデザインが中心です。
キャサリン妃の鉄板パール! フープ+パールチャームで異ブランドの組み合わせ
2011年のご結婚直後から、パールの代表格として公務に頻繁に登場していたのが、こちら。
ゴールドにダイアモンドのパヴェが散りばめられたフープ(キキ・マクドノー)に、ドロップ型のパール(アニューシュカ)がぶらさがったデザインですが、実はこれらは、それぞれ別ブランドとみられています。
単体でも活躍するフープピアスに、バロックパールのチャームを組み合わせてアレンジ。派手過ぎず、ほどよく目立つサイズ感も愛用の理由でしょう。
ロイヤルらしいフォーマルスタイルから、ガーリーなワンピース、モノトーンのジャケット+パンツスタイルまで、幅広く大活躍。とにかく上品に見せたい時にはこれ! とも言えるほど、これまで最も使い回されてきたパールのピアスです。
チャンキー・ゴールド&フェイクパールのプチプライヤリング
ジュエリーブランド以外にも、ファッションブランドからもパールピアスをチョイス。
こちらは、シモーネ・ロシャのアイコンとも言えるパールのアクセサリーで、チャンキーなゴールドの(逆しずく型)カーブ・チェーンにフェイクのパールがぶら下がったデザイン。いわゆる遊びのテイストが入ったものですが、デザインがお好みに合えば、リアル・フェイク関係なく選ばれるところもキャサリン妃らしさです。よってお値段もお手頃。キャサリン妃の着用後、同じ物が即完売するのも納得というものですよね。
- 1
- 2
Comment