葉っぱさんからの質問
Q.
頻繁に襲ってくるホットフラッシュをどうにかしたい!

40代半ばを過ぎて、いよいよ更年期の症状が出だしました。1日に30回程襲ってくるホットフラッシュと焦燥感に悩んでいます。何か改善策はないでしょうか?

特別ゲスト 対馬ルリ子先生の回答
A.
ホルモン補充療法など
更年期の症状を治める方法はありますよ!

1日30回とは多いですね!それほど悩まされているのでしたら、ホルモン補充療法をおすすめします。

年齢を重ねて女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減ると、脳の視床下部が「エストロゲンが足りない!」と慌てて卵胞刺激ホルモンを盛んに出します。すると自律神経もずっと興奮状態になるというわけです。

脳の視床下部は自律神経もコントロールしています。そこが興奮して暴走するわけですから、様々な体の機能も暴走するわけです。体温、心臓、胃腸……。その結果、カーッと熱くなったかと思ったら急にゾクゾク寒くなったり、ずっと肩こりが続いたり、めまいや船酔いのようなふらつきが起こったり、胃腸の調子が悪くなったり。

ではどうすればいいかと言いますと、こういった症状を治めるには、脳に「ホルモンはあるよ」と言ってあげればいいのです。ですからホルモン補充療法をおこなえば、ホットフラッシュもスーッとおさまるのです。
ホルモン補充療法とまでいかなくとも、自律神経を安定させる漢方薬や、イソフラボンのサプリメントを飲むだけで少し楽になる人もいます。


もちろんホルモン補充療法も、お薬を飲む、ジェルを塗る、パッチを貼るなど、補充法もとても手軽です。だからそんなに我慢してまで、ホットフラッシュと戦う必要はないと思いますよ。何より、人と話をしているときにわけもなく汗がしたたり落ちてきたりしたら困るでしょう?

ようやく子供も手を離れてくるだけでなく、これまで積んだ人生経験を生かして楽しく過ごすことができる40代半ば以降。更年期の症状を我慢してやりたいこともできないなんて、もったいないです!!

 

いかがですか?
対馬先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE
  • 対馬 ルリ子(つしまるりこ) 1984年、弘前大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科学教室助手、都立墨東病院周産期センター産婦人科医長などを経て、2002年にウィミンズ・ウェルネス銀座グリニックを開院。2003年に、女性外来を普及させるため「女性医療ネットワーク」を設立する。全国の約600名の女性医師、女性医療者と連携し、女性の生涯にわたる健康維持のため、様々な情報発信・啓発活動をおこなっている。『女性ホルモンで世界一幸せになれる日本女性』(マガジンハウス)など、著書も多数ある。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る