ねおんさんからの質問
Q.
年齢による体力の衰え、解決するには?

いつも楽しみに拝読しています。40代に入ってから、病気や体調不良が増えました。人間関係・仕事での問題は、この年になると自分なりに解決したり納得したりできるようになりましたが、突然の病気や体調不良は即解決できるものではないので、日々の生活や、オシャレする意欲にまで暗く影を落としつつあり、ネガティブな想いに囚われることも多くてとても焦ります。自分ではどうする事もできない状況に置かれた際やネガティブな気持ちになった際、抜け出すために何か実践するとよいことはありますか?

特別ゲスト 対馬ルリ子先生の回答
A.
検診を受けて自分の体を知ることで
体の変化ともうまく付き合っていくことができますよ

これは典型的なプレ更年期の症状ですね。40代に入るとホルモン機能が落ちてきますから、どうしても体は変わってくるものです。それは避けられないこと。でも一方で、年齢を重ねると知恵は発達します。それを生かして、人は体力が落ちた自分と上手く付き合えるのです。

その知恵を生かした付き合い方の最たるものが、検診と健康カウンセリングです。だから私は日頃から、検診の大切さを強く説いているのです。

ただし、「会社で検診を受けているから」と安心してはいけません。言葉は悪いですが、会社の検診というのは、検診というより“検品”なのです。つまり、働ける個体かどうかというのを見ている……。

そうではなく、“楽しい人生を送るための検診”を受けてください! そのためには、女性ならホルモン検査やAMH(抗ミュラー管ホルモン)検査は必須。「私の体はこうなんだ!」と発見がありますし、漠然と人生設計を立てるより、体の客観的データがあるとすごく具体的に設計を立てられるようになりますから。

もちろん、検診を受けて数値を知るだけでなく、かかりつけ医にもどんどん相談してください。

やはり年齢とともに自分の価値を上げていくには、内側に対する投資をしないと! 良いエネルギーを、自分にだけでなく人にも与えられるのが年齢を重ねた女性だと思います。そこが、見た目や持ち物だけでしか自分の価値を出せない若い世代とは違うところ。そのためにはまず、検診を受けて自分の体を知ることから始めてください!

いかがですか?
対馬先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE
  • 対馬 ルリ子(つしまるりこ) 1984年、弘前大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科学教室助手、都立墨東病院周産期センター産婦人科医長などを経て、2002年にウィミンズ・ウェルネス銀座グリニックを開院。2003年に、女性外来を普及させるため「女性医療ネットワーク」を設立する。全国の約600名の女性医師、女性医療者と連携し、女性の生涯にわたる健康維持のため、様々な情報発信・啓発活動をおこなっている。『女性ホルモンで世界一幸せになれる日本女性』(マガジンハウス)など、著書も多数ある。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る