スルー・自虐より、「楽しいよ!」ってあっけらかんと言ってみよう

 

エイミさんのエピソードを読んで思ったのは、「ママ友さんたち、実はもっとエイミさんの話が聞きたいのでは?」ということです。

新しいことにチャレンジし世界を広げているエイミさんは、きっときらきら輝いているはず。(そういうオーラって、周囲の人に伝わるものです)そんなエイミさんを見ていたら、「オンライン講座って、子供がいても参加できるの?」「家庭があってもできる仕事ってどんなものがあるんだろう」「ちょっと羨ましい……」と興味がわいてくるのが自然ではないでしょうか。

 

そんな純粋な好奇心や羨望の気持ちをまっすぐ伝えてくれたら良いですが、新しい生き方を切り開こうとしているエイミさんを見て、素直になれなかったのかもしれないですね。

やりとりを続けるのが億劫で適当に答えてしまったとのことですが、ここはいっそ「毎日充実して楽しいよ!」とあっけらかんと言ってみるのはどうでしょう。

エイミさんの変化に興味がなかったら、わざわざ色々聞くこともないはず。ママ友さんたちも、実は自分も何かに挑戦したいと思っているのかもしれません。

意地悪に聞こえる問いかけに対して、言葉を濁したり自虐で返したりしてしまうと「ほら、やっぱり意識高い系になったっていいことなさそう」と思われてしまうかも。でも、「こっちの世界も楽しいよ」と伝えてあげたら、彼女たちが内心のバリアを破るきっかけになるかもしれないですよね。

オンラインの講座やコミュニティに参加するメリットの一つは、「同じ志を持つ仲間」を居住地に関係なく見つけられること。エイミさんも、それを実感しているのではないかと思います。

そしてエイミさんのリアルな身近にも、そんな同志候補が眠っているとしたらどうでしょう。すでに気心が知れていて会って話ができる関係の人と、復職に向けた情報交換をしたり、悩みを相談し合えたりしたら? オンライン上での仲間とはまた違う、貴重な関係になりますよね。

ちょっとした言葉のトゲによって、互いに刺激し合い励まし合える友人を逃してしまうのはもったいない。スルーの前に、自分から一歩踏み込んだらどうなるか? ダメでもともと(相手の態度が変わらなければスルーすればよし!)、失うものはない気がします。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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文/梅津 奏
構成/山本理沙

 

前回記事「「なんであの人、出勤してるの?」リモートワーク派VSオフィス出勤派!」はこちら>>

 
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