今の仕事をガラリと変えるほどの大きな変化は求めていないけれど、今までとは違う自分にも出会ってみたい。そんな思いを抱えた年代も働き方もバラバラな参加者3名が、4つのワークでパラレルキャリアの"種"を探します。
ワーク1
自分史を振り返り、大切にしていた価値観やスキルを再確認しよう
はじめに、「ライフログ」のシートを使って自分史を振り返りましょう。プラスとマイナス両面でインパクトがあった出来事を年代ごとに書き出し、幸福度を曲線で表します。これによって、何かが起きた時にどんな選択をしがちなのか、共通の判断基準となる自分の価値観が見えてきます。
さらに、培ってきたスキルも書き出して。ここでは仕事のスキルだけでなく、人生を歩む上で獲得したものとして広く捉えるのがポイント。チャートや文字として見える化することによる発見が沢山あるはずです。
ワーク2
参加者同士で感想をシェアして、大事にしてきた価値観を探ろう
次に、自分史を発表します。他の参加者は「サポーター」として質問を投げかけたり、語り手がどんな価値観を持っている人だと感じたのかをフィードバックします。
「初めて顔を合わせる者同士だからこそ、先入観を持たずにその人の本質が見えるもの。」と紫乃ママ。ぼんやりしていた自分の特徴や見えていなかったものが、他者の言葉から浮き上がってきます。
ワーク3
自分の関心がどこに向いているのか、キーワードをピックアップしよう
3つ目のワークは、自分の関心事を具体化する作業。今気になっている単語を3つピックアップします。食、農業、海外、語学、起業、社会貢献……ぱっと頭に浮かんだものでOK。
今度は思い浮かんだキーワードと、自分のスキルを掛けあわせてみます。例えば、「農業」×「ライティング力」でどんなことができるのか、自由に想像して書き出してみましょう。
ワーク4
自分自身をキャッチーに伝える、3つのタグをつけよう
最後に、今まで考えたことや他者からもらったフィードバックを参考に「自分はこんな人で、こんなことができます」とアピールする、3つのタグ(名札)を考えます。
「今はまだできていないことでも、『◯◯企画中』や『✕✕研究家』とタグづけして、堂々と名乗りを上げましょう」との、紫乃ママからのアドバイスが。また、3つのタグは一見バラバラに見えるもののほうが、スケール感が出て、関心を引き付けやすくなるそうです。
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