もうひとつは、好きなことをする気になれないという状態。
たとえば、好きなアイドルがいていつもライブに行っていたのに、それをする気が起こらないというような場合です。
これらのサインがあれば、うつの可能性が高いと考えられます。
メンタルの不調が起きたら、それを自分で打ち消したりせず、医療機関に相談しましょう。
うつかな?と感じたら、まずは医師に相談を
たとえば、更年期のうつは、内科や婦人科に相談する人が多いようですが、何科でもいいのでまずは医師に診断してもらいましょう。
必要なら、より専門性の高い医療機関を紹介してもらえると思います。
女性は人生において、何度もホルモンの変化が訪れ、そのたびにメンタルの不調も起きやすくなります。
不調が起きても自分なりに対応して前向きに過ごすため、まずはこのような変化が起こり得ることを知っておくことが大事です。
女性の体と心について詳しく知りたい方は、高尾先生の新刊『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(予約受付中)もチェックしてみてくださいね。
<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』
著:産婦人科医 高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
発売日:5月27日(金) 予約受付中!
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ミモレの連載と書き下ろしで構成された高尾先生の書籍が発売になります!
女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。
編集協力/和田美穂
イラスト/Shutterstock
前回記事「婦人科検診は、閉経後も受けるべき?という疑問にお答えします【産婦人科医・高尾美穂】」>>
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