「私、信用されてない？」セカンドオピニオンをとりまくる仕事相手にモヤモヤします

「女性だから信用されていないのかな？」疑心暗鬼は、あなたも職場も不健康にします

三つ目のパターンが、「カオルさんという人を信用できていないせいで、他の人にセカンドオピニオンをとりにいっている」。

カオルさんがよそからきた転職者だから、一緒に働きはじめて間もないから、カオルさんのキャラクターが苦手だから……。仕事相手がカオルさんのことを信用できないでいる理由は色々考えられますが、ここはあくまで職場。人との相性についてあまりクヨクヨせず、誠実に実績を積み重ねることで、いつか信頼を得られたらいいな～くらいでいいと思います。

しかしカオルさん自身も懸念していたように、もしも女性であることが理由だとすればスルーしたくないですね。

仕事相手が本当にジェンダーバイアスの持ち主であればそれは正されなければいけませんし、実際のところは分からなかったとしても、カオルさんにそう感じさせてしまう職場はよろしくない。上司から仕事相手に本音を聞いてもらったり、女性差別に感じられるような言動があれば指導してもらったりしてもらいたいものです。

モヤモヤで疑心暗鬼になるよりも、カオルさんが感じていることを上司に相談してみてはいかがでしょう。今のままだと、カオルさんはモヤモヤし続けてしまいますし、部下のパフォーマンス低下を歓迎する上司はいないはずです。前任者は担当ではない業務に時間もとられますし、職場のジェンダーバイアスは放置されることになります。誰にとってもありがたくない状況なのです。

転職して数年、せっかく自信がついてきたのに、ここでつまずきたくないですよね。カオルさんが勇気を出して声を上げることで、さらに仕事のスキルを伸ばし、より働きやすい職場環境になっていけばいいなあと思います。応援しています！

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