夫婦円満の秘訣④
ジョークと笑いはマスト
英国人はジョークがマスト。それによって知性を図るといっても過言ではないほど。それゆえ、常にお二人の間では、笑いか笑顔が絶えません。会話の内容こそ聞こえないけれど、例えば、ウィリアム王子がキャサリン妃を弄るシーンも。
“キングス・レガッタ”の競争で、キャサリン妃のチームがブービー賞となり、その賞品を手にする妻に、何やらシャレの効いた嫌味を仰ったのでしょう。
怒るより、思わず爆笑してしまうキャサリン妃なのでした。“イジリ・イジられ”も同等で、仲の良さゆえですよね。
また、やられてばかりでもありません。
時にキャサリン妃だって、ウィリアム王子へリベンジさながらの行動を(笑)。
なにせ長年のお付き合い、夫の弱点は。例えばしっかり手中に。苦手なお料理や、苦手な食べ物など。好奇心はあっても、実はキャサリン妃ほどチャレンジ精神はお持ちでない王子に、あえて勧めてみたり。
「これ試して(食べて)みる?」と向けるも、王子はこの顔。きっとキャサリン妃は、答えを知っての上でのことでしょう。しかしすぐに、王子の表情やシャレの効いた返答で、さっと引かれてしつこくしない。引き時もご存知の、さすが賢い妻、キャサリン妃です。
夫婦円満の秘訣⑤
家族はチーム
幼い頃に両親が離婚、そして母を亡くされたウィリアム王子と、どこに行くのも一緒というほど仲良し家族のもとで育ったキャサリン妃。真逆とも言える環境で育ったお二人ですが、ウィリアム王子にとっての理想と、キャサリン妃の当たり前が一致して、“家族優先”がご夫妻のモットーです。
公務は勿論重要ですが、今現在のお立場では、まずは家族が優先。これは、父チャールズ皇太子や、祖母エリザベス女王の時代には考えられなかったことでもあります。
ご自身の経験と、時代の流れによって、仕事の前にまずは家族の幸せ。また、子育てが妻だけのものではなく夫婦でともにするものだということも、公の場で実証されました。
ジョージ王子誕生&お披露目の際、我が子を抱き、王子が最初におしめを替えたと話され、ベビーシートを自らセットし、運転まで自らして帰宅、という様子には、世のママたちから賛辞の声が上がりました。
その後も、乳母のサポートはあれど、お二人で協力し合い、送り迎えもされているというから驚きです。今では5人家族となり、それぞれの立場や役割があるご一家にとって、家族は助け合うチームでもあります。
夫婦円満の秘訣⑥
『いたわり』
ご存知、英国といえば、紳士の国。そしてその国を代表するプリンス、ウィリアム王子は、妻をエスコートすることは当たり前。また、悲しき結婚生活であった両親を見て育った王子にとっては、女性を大切にしなければ、という想いも人一倍お強いかもしれません。常にではありませんがTPOによってレディファーストや、このように妻の腰に手を差しのべられる行為は、もはや無意識レベルでよく拝見します。女性が強い弱い、という意味でなく、この仕草が嬉しくない女性はいませんよね。
一方キャサリン妃も、王子をサポートされる様子がしばしば見受けられるように。
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