甘ブラウス初心者は白よりもダークカラーを選んで
山根:ブラウンで、しかも控えめなフリルの襟! 可愛いですね。
室井:ボリューム袖や贅沢にレースをあしらったような甘さたっぷりのブラウスは難しいけれど、でも甘いブラウスが気になる、そんな方におすすめのブラウスです。色や控えめなディテールもそうなんですが、実は素材もよくて。ラミー(麻)の少しがざっとしたドライな質感が甘さを軽減してくれています。でもちゃんと可愛らしさはありますよね。
山根:ブラウス自体の素材もポイントなんですね。自然な麻のシワも気負わずに着られそう! こちらもやっぱりボトムはデニム。腰回りもすっきりしているし、マキシ丈のスカートも可愛いというよりはかっこいい印象ですね!
室井:よくわかっていらっしゃる! その通りです。ブラウスも長袖、スカートもマキシ丈なので、足元をヌーディなサンダルにしたり、髪をきゅっとまとめたりして、軽やかさを出すようにしています。
山根:甘い柄のときもおっしゃっていましたが、髪型もトータルでコーディネートすることが大切なんですね! 勉強になりました~。
室井:最後は、トップスではどうも”甘い”を取り入れるのは難しいという方へのコーディネートの提案です。
山根:室井さん、皆さんの気持ちに寄り添って下さって、さすがです~。
スカートの裾のレース。フォトTで思いっきりカジュアルに
室井:よく、キレイ色や鮮やかな色を取り入れるときに、顔に近いトップスは難しいときはボトムで、と言いますが、甘いディテールも同じです。たとえば裾にカットワークレースをあしらったスカート。ティアードデザインになっていて、デザインは甘めですが、色は黒できりっと。トップスはレースやティアードのような可愛いらしさとは対照的にぐっとカジュアルなTシャツを合わせています。
山根:スカートで甘い、もいいですね~。もともとスカート好きですが、わりとタイトスカートなど、きりっと見えるものが多くて。甘いスカートという選択肢がなかったんです。
室井:お似合いになると思うので、ぜひ試してみて下さいね~。
山根:はい! ぜひ! レースや大きな襟のブラウスなど、甘いディテールを着るようになるなんて、30代の頃は思いもしませんでしたが、今はいろいろ着るようになって、ぐっとファッションが楽しくなりました。ボトムで可愛く甘く、も挑戦してみますね!
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スタイリング/室井由美子
ヘア&メイク/後藤若菜(ROI)
モデル/山根亜希子
構成・文/幸山梨奈
第1回「ドット柄にギンガムチェック。大人が甘い柄を着るときに覚えておきたい3つのルール」>>
第3回「ブロガー山根さんも注目の甘い服「セーラーカラー」。子供っぽくならない着こなしのコツは?」>>
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